【漫画メシ】『ONE PIECE』サンジの料理は本当に美味いのか? ピラフから“クソまずいスープ”まで再現
漫画『ONE PIECE』に登場する料理人、サンジ。「食べ物を粗末にすることは許さない」「食べたい人には食わせてやる」という信条を持ち、料理には妥協を許さない性格だ。
そんなサンジの料理はルフィら麦わらの一味に大きな感動と満足感を与えているが、それは読者も一緒。美味しそうな描写を見て「再現したい」と感じた人も多いだろう。そこで今回は、再現されたサンジの料理について検証してみたい。
ピラフ
餓死寸前で海上レストランに流れ着いたクリーク海賊団のギンは、銃を突きつけて食事を要求するものの、コックたちに返り討ちに会ってしまう。絶望していたギンに対して、サンジが作ったピラフだ。
ギンに対し「食え」とぶっきらぼうにピラフを渡すと、ギンは面目ねえと言いながらガツガツと食べ、「こんなうめえメシを食ったのは初めてだ」と感動。サンジは「クソうめえだろ」とつぶやいていた。
漫画上では詳細なレシピは描かれていなかったが、「あの味を再現したい」と考える人が続出。週刊少年ジャンプを運営するジャンプチャンネルでは、プロの料理人が再現に挑戦。玉ねぎ、イカ、タコ、マッシュルームと米を炊飯器に入れて炊き、ピラフを完成させていた。
じゃがいものパイユ
サンジが船の上で作った「じゃがいものパイユ」だ。パイユとはフランス語で「麦わら」という意味があり、形状も似ている。
パイユを目にしたルフィは「パイユだってよ。うめえ」と言いながら、パリパリと音を鳴らして口に入れていた。このパイユは、細切りにしたじゃがいもを油で揚げるというもの。手軽で早くて、そして美味しいという、サンジ料理の真骨頂とも言うべき逸品といえよう。
YouTubeでも再現するユーザーが複数存在。それぞれの解釈で、さまざまな「パイユ」を作り上げていた。