児玉美月の「2023年映画ベスト10」

児玉美月の「2023年 年間ベスト映画TOP10」 「観る」だけには留まらない映画体験

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2023年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

児玉美月の「2022年映画ベスト10」

児玉美月の「2022年 年間ベスト映画TOP10」 映画業界の旧態依然な体制の改善を願って

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2022年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

児玉美月の「2021年映画ベスト10」

児玉美月の「2021年 年間ベスト映画TOP10」 彼らの物語は、もうすでに私の物語でもある

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2021年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

児玉美月の「2020年映画TOP10」

年末企画:児玉美月の「2020年 年間ベスト映画TOP10」 “それでもこの世界を信じる”と思わせる力

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2020年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

“銀幕の道化師”J・フェニックスの所以

ホアキン・フェニックスの瞳に取り憑かれた映画作家たち “銀幕の道化師”に成り得るまで

白い塀に顔の下半分を遮られた一人の男の姿が映る。ヘルメットを被った頭部は隠され、観客の目線は否応なくその瞳に吸い寄せられることと…

『ふたりのJ・T・リロイ』が問いかけるもの

すべての登場人物は世界のどこかの誰かかもしれない 『ふたりのJ・T・リロイ』が問いかけるもの

かつて『パーソナル・ショッパー』(2016年)で「別人になりたいと願っていた女」を演じたクリステン・スチュワートが、本作『ふたり…

『ロニートとエスティ』“自由”を巡る問い

意外な形で結論づけられる“自由”を巡る問い 『ロニートとエスティ』が描く、個としての女性の人生

愛する者と触れ合うとき、服を脱ぐよりも先にかつらを脱ぐ女の姿が官能的なのは、服を脱ぐよりもかつらを脱ぐ所作の方がよっぽど官能的に…

児玉美月の「2019年映画TOP10」

年末企画:児玉美月の「2019年 年間ベスト映画TOP10」 “沈黙”が共通項に

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2019年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『ラフィキ:ふたりの夢』がもたらした希望

同性愛行為が“違法”のケニアで描く、二人の少女の愛 『ラフィキ:ふたりの夢』がもたらした希望

「わたしたちは本物になろう」――。そう誓い合うのは、ケニアに住む二人の少女ケナ(サマンサ・ムガシア)とジキ(シェイラ・ムニヴァ)…

『劇場版おっさんずラブ』の普遍的なテーマ

『劇場版おっさんずラブ』は実写BL映画の代表格に ド派手な設定の根底にある普遍的なテーマ

日本の実写BL映画のジャンルにおける至福の大傑作が“爆誕”した。おっさん同士が熱いラブバトルを繰り広げるというトンデモ設定ではじ…

A・エルゴート主演『ジョナサン』が描く愛

アンセル・エルゴートが演じきった2つの人格 『ジョナサン -ふたつの顔の男-』は“愛”の映画に 

夜がない映画。映る空はいつも青く、画面に光が立ち籠めている。この映画『ジョナサン -ふたつの顔の男-』には、ほとんど夜が描かれる…

『さよなら、退屈なレオニー』が灯す光

『さよなら、退屈なレオニー』は新たなティーン像を示す 主人公レオニーの鮮明さが灯す“光”

不機嫌そうな顔をした少女がスクリーンの前に現れる。その表情が物語るように、レオニー(カレル・トレンブレイ)は高校卒業を目前にして…

『追想』音楽が担う重要な役割

“たった一度の情事”が愛し合う恋人たちを破滅に至らせる 『追想』音楽が担う重要な役割

愛し合う恋人たちを破滅に至らせるもの。それは、打ち克つことのできなかった甘い誘惑の時もあれば、和解しがたい軋轢の時もあるだろう。…

『シンプル・フェイバー』のいくつもの仕掛け

『シンプル・フェイバー』は極上のサスペンスコメディに ポール・フェイグによる視覚的レトリック

“The Lady Vanishes”(女性が消える)を原題に持つ映画、それがサスペンスの巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督の『…

『天才作家の妻』が描く“妻”という役目

グレン・クローズが見せる解放と恍惚の表情ーー『天才作家の妻』が描く“妻”という役目

過去何世紀にもわたって、女性は鏡の役割を務めてきました。鏡には魔法の甘美な力が備わっていて、男性の姿を二倍に拡大して映してきまし…

児玉美月の「2018年映画TOP10」

年末企画:児玉美月の「2018年 年間ベスト映画TOP10」 女性映画の勢いが止まらない

リアルサウンド映画部のレギュラー執筆陣が、年末まで日替わりで発表する2018年の年間ベスト企画。映画、国内ドラマ、海外ドラマ、ア…

『万引き家族』の空虚や孤独の可能性

“内”にではなく“外”に開かれた希望ーー『空気人形』に通ずる『万引き家族』の空虚や孤独の可能性

父と思われる中年男と、息子と思われる少年がスーパーで仲睦まじそうに買い物をしている。何の変哲もない家族の日常を切り取ったようなこ…

吉高由里子、殺人者役の底知れぬ魅力

吉高由里子、『ユリゴコロ』殺人者役の底知れぬ魅力 『かの鳥』にも共通する“愛”への問い

2017年は、イヤミスの女王とも呼ばれる沼田まほかるの小説『彼女がその名を知らない鳥たち』、『ユリゴコロ』が相次いで映画化された…

『グレイテスト・ショーマン』音楽の全能感

音楽がストーリーそのものに 『グレイテスト・ショーマン』の幸福な音楽の全能感

「さあ、立ち上がって」。第90回アカデミー賞で主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンドが、メリル・ストリープをはじめとして…

『ナチュラルウーマン』“鏡”が意味するもの

幻惑的な鏡の使い方が意味するものとは? 『ナチュラルウーマン』が描く、世界に存在する現実

イグアスの滝の獰猛な流れが映し出される。このイグアスの滝の持つ力強さをそのまま体現したかのような人物が、本作『ナチュラルウーマン…