「絶対ムリ!」「読むだけなのにしんどい……」『ジョジョ』『コナン』『ワンパンマン』……キツすぎる伝説の修行

最強を手にするためのハードすぎる修行

 少年漫画には時として、同じ人間とは思えないほどの戦闘力をもった猛者が登場する。だが、彼らはいかにしてその強さを手に入れたのだろうか……。本稿ではそんな疑問に答えるため、さまざまな人気漫画に登場する最強キャラクターたちの修行方法についてまとめてみた。

 修行によって圧倒的な力を得たキャラクターといえば、まず大人気ヒーロー漫画『ワンパンマン』の主人公・サイタマを挙げざるを得ない。サイタマは平凡な見た目ながら、いかなる敵であろうと一撃で葬り去る異次元の戦闘力を誇っている。しかし元々備わっていた能力ではなく、とあるトレーニングの存在があった。

  本人いわく、ヒーローになるために腕立て伏せ・上体起こし・スクワットを100回ずつ、加えてランニング10kmのメニューを、3年間毎日行っていたとのこと。さらに夏冬問わずエアコンを使用しないことで、強靭な精神を培ったという。

  普通の人間からすると十分過酷ではあるものの、現在のサイタマが人間を超越していることを考えると、ツッコミどころしかないメニューだ。とはいえ、現実的なトレーニング内容なので、実際に真似しようとする人も多く、海外のSNSでは数年前から「ワンパンマン・ワークアウト」と称した企画が流行している。

 また、『名探偵コナン』に登場する京極真も、超人的なトレーニングに取り組んでいたキャラクターだ。400戦無敗を誇る最強の空手家で、劇場版『名探偵コナン 紺青の拳(フィスト)』ではキーパーソンとして活躍。空手大会の相手を一撃で吹き飛ばしたり、怪盗キッドが放ったトランプ銃のトランプを指先で掴み取ったりと、人外エピソードには事欠かない。

  当然、京極はトレーニング内容も常人とは一味違っている。「怪盗キッドVS京極真」というエピソードでは、片手の人差し指と親指だけで体を支えるという難易度最上級の腕立て伏せを披露していた。ちなみにこの鍛錬は、伝説的映画スターである武術家ブルース・リーが行っていたことでも有名だ。

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