面白さは『銀魂』以上? “リアル銀さん”空知英秋先生のぶっ飛んだエピソードを振り返る

意外と恥ずかしがり屋? 訴訟を起こすと脅されて撮影現場に現れる

 『銀魂』が実写化されたとき、撮影現場の見学をする予定だった空知先生だが、直前になってやめようとしたというエピソードがある。そのとき、主演の小栗旬さんに「来ていただけないなら、小栗旬之助の件で訴訟を起こしてもいい」と脅され現場に登場したとか。このエピソードからは、空知先生が意外にもシャイな性格であることが伺える。

 小栗旬之助(原作27巻アニメ154話)とは『銀魂』に登場するキャラクターで、小栗旬さんにそっくりな人物だ。ちなみに、小栗旬之助が登場したときには実写化はまだされていない。

 ファンの間では「リアル銀さん」などと呼ばれることもある空知先生だが、実写化映画を終えた先生が「小栗銀さんへ」と添えてサプライズで色紙を書いている。その中には「あなたはもう僕の大切な金ヅル 坂田銀時の一人です。なので8000億ください。(山田優でも可)」というメッセージが添えられている。こうした裏切らない面白さが「リアル銀さん」と言われるゆえんなのかもしれない。

 シンプルさの中にも核心をつくメッセージやコメントの数々を残している空知先生。言葉選びのバランス感覚やキラリと光る面白さが際立ち、惹きつけられるファンが多いのも納得だ。今後も印象に残る数々の逸話を残してくれるだろう。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる