『アイシールド21』幻の「宇宙編」に脚光? 2015年のエイプリルフールネタを村田雄介氏がリポスト

『アイシールド21』幻の「宇宙編」に脚光? 

 アメリカンフットボールをテーマにしたスポーツ漫画の金字塔『アイシールド21』(原作:稲垣理一郎/作画:村田雄介)。同作の連載開始21周年を記念した新作読み切りが、1月29日発売の「週刊少年ジャンプ」に掲載され、SNSはお祭り騒ぎになっている。

 今回の読み切りはスピンオフや番外編ではなく、本編最終回の続きが描かれている。具体的なネタバレは避けるが、大学アメフトの世界で、お馴染みの人気キャラクターたちが激突する内容で、連載当時の熱い感情を思い出すファンが続出しているようだ。

 原作の稲垣理一郎氏は現在、実写ドラマ化に続いてアニメ化も迫っている『トリリオンゲーム』(作画:池上遼一)を、また作画の村田雄介氏は『ワンパンマン』(原作:ONE)を連載しており、お互いに超売れっ子作家だ。それゆえに難しいことだとはわかりつつ、ファンとしては、大学編から世界編へ……と、久しぶりに会った小早川瀬那や蛭魔妖一の勇姿に続編を期待したくなってしまう。

 そんななか、村田氏が1月28日、2015年4月1日に稲垣氏がポスト(ツイート)した“『アイシールド21』宇宙編”のネームをリポスト。稲垣氏はSF漫画『Dr.STONE』の原作も手掛けており、「もしかしたらこんな展開も……」と想像してしまうが、もちろんこちらはエイプリルフールネタだ。

 それでも、「ア…アレは、月を蹴って方向転換する セナの必殺の走(ラン)…!」「ケケケ スピードがリアル高速に達すりゃ 質量は∞(むげんだい)だ!」なんてやり取りを見ると、新しいステージで活躍する彼らの姿を見てみたくなってしまう。

 宇宙編ではないにしろ、ファンはまたいつか『アイシールド21』の続編を読むことができるだろうか。キリのいい“周年”は、セナの兄貴分で、ロデオドライブの使い手である西部ワイルドガンマンズ・甲斐谷陸の背番号「29」か……など淡い期待を膨らませつつ、読み切りの余韻を楽しみたい。

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