突如キャラ変、矛盾だらけの物語……無茶苦茶なのが愛おしい”ガバガバ漫画”の代表作品といえば?

 『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズも、無茶苦茶すぎる“設定ガバガバ漫画”として名を連ねている。ジョルノがクラゲに変えた歯で尿を吸い取るシーンについては「いやコップをクラゲに変えればいいのでは?」「このワンシーンでツッコミ多すぎる」などの声が。

 さらに承太郎が時間を止められるようになる設定についても「唐突なガバガバ展開すぎる」とツッコミが入る一方で、「まあ承太郎ならできそう」「後でもっとガバガバ展開くるからこれくらいは許容範囲」と、「ゆで理論」のごとく受け入れざるを得ないファンの声も上がっていた。

 このようにツッコミどころがあるゆえに愛されるガバガバ設定の漫画は、昨今のインターネットの普及により減ってきているとの意見もある。最近の漫画では矛盾が生まれる設定が見つかると、すぐにネット上で指摘され叩かれてしまうことに。一昔前の“設定ガバガバ漫画”が流行っていた漫画世代からは、「あの無茶苦茶な感じが愛おしい」「設定がガバガバでも面白ければOKだった」など、当時の時代と作品を懐かしむ声が寄せられていた。

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