結川あさき、坂泰斗、若山詩音ら、2025年の飛躍を予感させる”ネクストブレイク声優”
2024年も、数々の魅力的な作品が誕生しアニメシーンを彩った。制作陣や原作の評価など、さまざまな観点から作品を選ぶファンがいる中で、物語に命を吹き込む声優陣の存在もまた、作品の魅力を決定づける重要な要素となっている。
そこで本稿では、2025年の飛躍が期待される声優たちをピックアップ。すでに主演クラスの実力を見せている声優から、才能あふれる新人まで、来年の出演作でさらなる飛躍が期待される5名を選んでみた。
結川あさき
2024年に2本のTVアニメで主演を果たした結川あさき。妖怪と人と神様がふつうに暮らす“ふしぎで優しい日常”を描く『となりの妖怪さん』の杉本睦実役と、『週刊少年ジャンプ（集英社）』で連載中の歴史作品『逃げ上手の若君』の北条時行役という、まったく異なるジャンルを演じ分けている。
特に『逃げ上手の若君』は、TVアニメでの初のオーディション合格作品にして主演という大役となった。さらに、元乃木坂46メンバーの高山一実が原作を手がけた映画『トラぺジウム』では、ヒロインの東ゆう役に抜擢。2024年、最も注目を集めた声優の一人として、その名を轟かせている。
結川あさき×矢野妃菜喜×中村悠一にとって“逃げ上手”とは 苦手なこととの向き合い方を語る
歴史の教科書では語られない、もうひとつの武士の生き方がある。TVアニメ『逃げ上手の若君』は、“逃げる”ことの常識を覆す物語だ。 …
坂泰斗
2024年の活躍の中で、坂泰斗の役柄の中でも、特に多くのアニメファンの印象に強く残っているのが『俺だけレベルアップな件』の水篠旬役だろう。最弱と呼ばれながらも決してあきらめない、芯の強さを持った主人公を演じきった。『映画 ギヴン 柊mix』の八木玄純役や『転生貴族、鑑定スキルで成り上がる』のリーツ・ミューセス役など、個性的なキャラクターも多く手がけている。
坂といえば、『鬼滅の刃』の印象的な名脇役、サイコロステーキ先輩を演じていることでも有名である。2025年は『花は咲く、修羅の如く』『メダリスト』『九龍ジェネリックロマンス』と、アニメファンからの注目作への出演が続々と決定。1月からスタートする『俺だけレベルアップな件 Season2 -Arise from the Shadow-』とあわせて、主演も増えていきそうな声優だ。
