『ラストマン』“見る”ことのアナロジー

『ラストマン』福山雅治と大泉洋の名コンビ 作品への視点示す“見る”ことのアナロジー

「さすがです、シンディー。合格です」  『ラストマン―全盲の捜査官―』(TBS系)第3話がどんな放送回だったかと問われると、答…

『ラストマン』大泉洋が人間ドラマの軸を体現

『ラストマン』心太朗が背負う闇の深さ 大泉洋が体現した人間ドラマの軸

近い。近すぎる。至近距離で映し出される大泉洋の顔に、画面を凝視していた人は思わずのけぞったに違いない。『ラストマンー全盲の捜査官…

『合理的にあり得ない』天海祐希なぜ三枚目?

『合理的にあり得ない』天海祐希が三枚目を演じる理由 過去作と対照的なキャラクターに

「私だ」と電話口で切り出された場合、用向きはだいたいバッドである。それが因縁の相手ならなおさらだ。『合理的にあり得ない~探偵・上…

『ラストマン』福山雅治×大泉洋が示す可能性

『ラストマン』福山雅治×大泉洋の可能性 ノーマライゼーションの視点で時代の病根と対する

「あなたとは良いバディになれそうです」  『ラストマン-全盲の捜査官-』(TBS系)第1話が4月23日に放送された。ドラマの内…

『合理的にあり得ない』天海×松下のコンビ芸

『合理的にあり得ない』天海祐希が探偵七変化 永遠に見ていられる松下洸平とのコンビ芸

ターゲットに精力剤を含ませて密会現場を撮影し、金になりそうなクライアントの仕事は無理難題でも請け負う。ノープランで現場に部下をぶ…

『TOKYO MER』チームの使命を再確認

『TOKYO MER』鈴木亮平たちMERチームの使命を再確認 劇場版へ期待抱かせる展開に

災害は予告なくふりかかる。決して待ってくれないその時のために、命をかける人たちがいる。4月16日に放送された『TOKYO MER…

『ひとりぼっち』橋田壽賀子への哀悼の意

『ひとりぼっち』に込められた橋田壽賀子への哀悼 坂本冬美と一路真輝の姿に重なる歴史

「初めて来たとき驚いたな。あまりにも似てるから」  4月9日に放送された『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』(TBS系…

『らんまん』万太郎、綾、竹雄が直面する現実

『らんまん』森優理斗演じる万太郎が背負う当主の重責 踏まれて強くなるオオバコの心

連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合)が4月6日に第4話を迎えた。第3話終わりのナレーションが不吉な予感を抱かせたところ、第4…

『舞いあがれ!』全てが繋がった最終週

『舞いあがれ!』“ただいま”と“おかえり”に凝縮された思い 全てが繋がった最終週

こんなにうれしい「ただいま」はなかった。『舞いあがれ!』(NHK総合)最終話直前の第125話では貴司(赤楚衛二)が帰国し、空飛ぶ…

『罠の戦争』草彅剛が生んだエンタメの王道

『罠の戦争』鷲津の復讐劇が完結 草彅剛がもたらしたエンターテインメントの王道

3月27日放送『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)最終話で、鷲津(草彅剛)の復讐劇が完結した。  権力に魅入られた人間の末路…

『舞いあがれ!』悠人と久留美に春のきざし

『舞いあがれ!』横山裕×山下美月が生み出す幸福な時間 離れることで縮まった心の距離

浮上する瞬間、感じるのは重力の重みだろうか。『舞いあがれ!』(NHK総合)第120話では、空飛ぶクルマがテストフライトの日を迎え…

『罠の戦争』が持つ重層的な構図

草彅剛主演『罠の戦争』が持つ重層的な構図 鷲津と鶴巻のバトルに竜崎、鷹野も参戦

「鷲津を潰せ」  3月6日放送の『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)第8話は、鷲津(草彅剛)包囲網が張りめぐらされた。泰生(…

『罠の戦争』草彅剛のノーガードの感情表現

『罠の戦争』草彅剛が見せるノーガードの感情表現 現実をモチーフにした政界の罠

『罠の戦争』(カンテレ・フジテレビ系)は第5話で総選挙に突入。魔物が棲むと言われる永田町の登竜門である国政選挙には政界の闇が凝縮…