『ちはやふる』の世界がドラマになって帰ってくる! 広瀬すず演じる千早は顧問となって再登場?

『ちはやふる』がドラマになって帰ってくる!

広瀬すず、野村周平らはドラマに登場するのか?

 そしてエピローグ。千早は瑞沢高校の競技かるた部に顧問となって戻ってきて、大勢に増えた部員たちを叱咤激励する。7月からスタートする連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』がここから続く世界線の上で繰り広げられるとしたら、やはり千早は、そして太一や新は登場するのかといったことがまずは気になる。

 もっとも、映画『ちはやふる』の企画・プロデューサーを務めた北島直明は、「当時の出演キャストは皆、大人になってしまっているし、原作の続きをそのまま描く事は難しい…。色々と悩んだ末に生み出たものが『ちはやふる-めぐり-』。映画の世界線の未来を描いた完全オリジナルストーリーです』と断っている。原作の直接の続編となる漫画『ちはやふる plus きみがため』のように、大学に進んですぐの千早や太一が、部長となった筑波秋博やキャプテンを務める花野菫ら後輩たちの激励に訪れるような展開も難しい。

 とはいえ、「めぐり」というサブタイトルが付けられている以上、これまでの『ちはやふる』から少なくないものを受け継いでいることは確かだ。千早たちが見せてくれた競技かるたに向き合う情熱であり、百人一首の世界を愛する気持ちであり、青春のすべてをかけてでもやりたいことがあるならやりぬく意思。それらが、10年の時をめぐって新しいキャラ、そして新しい物語の上で描かれることになるはずだ。

 北島プロデューサーは、「2000人を超える大オーディションを勝ち抜いた新たな出演者たちにもご期待下さい! この作品が青春ドラマの最高到達点に至る事を確信する、最高のメンバーが揃いました」ともコメントしている。これだけの自信を持って送り出されてくる連続ドラマ『ちはやふる-めぐり-』に今は期待しか抱けない。抱きたくない。

■放送情報
『ちはやふる-めぐり-』
日本テレビ系にて、7月スタート
ショーランナー:小泉徳宏
監督:藤田直哉、本田大介、松本千晶、吉田和弘
脚本:モノガタリラボ(小坂志宝、本田大介、松本千晶)、金子鈴幸
音楽:横山克
プロデューサー:榊原真由子、巣立恭平、中村薫、平田光一
企画・プロデューサー:北島直明
チーフプロデューサー:松本京子
制作協力:ROBOT、ウインズモーメント
©日本テレビ
公式サイト:https://www.ntv.co.jp/chihayafuru-meguri/
公式X(旧Twitter):https://x.com/chihaya_koshiki

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