『鬼滅の刃』もっともハードな“柱稽古”は? アニメ放送前に振り返る地獄の修行3選

『鬼滅の刃』最もハードな柱稽古は?

鬼殺隊最強の男による地獄を超えた試練! 岩柱・悲鳴嶼行冥の筋肉強化訓練

 柱の中でも、特に素性が謎に包まれているのが岩柱・悲鳴嶼行冥。いつも慈悲の涙を流し念仏を唱えている盲目の剣士なのだが、伊之助は初めて会った時にビビッときたと言い、炭治郎も他の柱とは匂いが全然違うと言い放つほど。ずば抜けた強さを持つ、鬼殺隊最強の男なのである。

 悲鳴嶼の稽古は、体の中心、足腰を鍛えることに重点をおいた修行で、「空気椅子状態での滝行」「丸太三本を担ぐ修行」「人の身長ほどの大岩を押して一町先まで運ぶ修行」の計3つをクリアしなくてはならない。ちなみに、登場シーンで悲鳴嶼本人は、丸太を肩に乗せたまま火の中で念仏を唱えていたのだが、下から火で炙るのは危険なため、隊員は火はなしで良いらしい。万が一、丸太が燃えてしまったら修行で強くなるどころか、丸焦げになるだけなのでそういう意味では一安心である。

 一般的なイメージで、最初の滝行だけでも辛そうだが、さらに悲鳴嶼の稽古場の川の水は真冬の川よりも冷たいらしく、その冷たさに関しては、あの伊之助が滝行中に気絶し念仏が聞こえなくなったため炭治郎が蘇生措置をするエピソードが描かれ、度々登場する先輩剣士の村田さんも「岩にくっつけば暖かい」というアドバイスをするほどだった。特に最後の修行においては、炭治郎でさえ6日かかっても大岩を動かせなかった、とのことだったので相当な辛さだったということが分かる。

 柱稽古編では、この他にも善逸が塀をはって気配を消して逃げ出したほど過酷な、風柱による無限打ち込み稽古の様子や、水柱・富岡の過去エピソードも登場する。各柱の個性や隊員たちの日常がたっぷり描かれる柱稽古編。どうアニメーション化されているのか、今から放送が待ちきれない。

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