フェラーリF40、トヨタ2000GT、ポルシェ911……『こち亀』に登場した憧れの名車たち
フュラーリ テスタオッサンドナイシテマンネン
『こち亀』に登場する自動車のなかで、読者に強いインパクトを与えたのが、56巻に登場したニセディーラー会社が製造した自動車たちだ。なかでもフェラーリ・テスタロッサと瓜二つの「フュラーリ テスタオッサンドナイシテマンネン」は、その名前の面白さと精巧な作りが読者に強いインパクトと笑いを誘った。
このほかにもメルセデスベンシ、マークⅡ(ソーズ)、ポルシュなど、見た目と名前はそっくりだけど中身は安物という自動車が多数製造されていた。
素晴らしい画力とアイディア
取り上げたもの以外にも作品にはさまざまな自動車が登場したが、その全てが本物そっくりに描かれており、そのかっこよさを見て憧れを持ち、高級車を買った人もいた様子。
秋本治氏の高い画力とアイディアは、自動車業界にも好影響を与えたかもしれない。