「言葉と向き合う時間はとても長かった」ーー宮沢和史、不安抱える世の中で伝えたかったメッセージ
宮沢和史が1月20日にアルバム『次世界』をリリースした。本作には、この2020年に制作した新曲4作に、詩の朗読作「最大新月 ~2…
世間の流れに翻弄されず我が道を行ってる、という印象のミュージシャンがわりと違和感ない感じでTVドラマに出てたりすると"あ、そういうのも出来ちゃうのね"とちょっと意外な気もする。山崎まさよししかり。ああいうのは器用・不器用というより持ち前のセンスとか頭の切れっぷりとか、根本的な資質の問題なんだろうな。
89年、アルバム『A Peacetime Boom』でデビューしたバンド、THE BOOMのヴォーカルで、98年に1stソロ・アルバム『Sixteenth Moon』をリリース。THE BOOMの方も93年に大ヒットし各国のミュージシャンによってカヴァーされた「島唄」を始め、ラテン音楽やインドネシアのガムランなど多様なサウンドを取り入れた演奏を聴かせるが。多国籍感、という点ではソロも基本的にはバンドと共通するテーマ性を感じさせる作品が多い。ただ、こちらでは98年の2nd『AFROSICK』でマルコス・スザーノ/カルリーニョス・ブラウン/レニーニといったブラジル新世代ミュージシャンと共演するなど、バンドという枠組にとらわれない、より自由なスタンスでサウンド・メイキングに挑んでいる。
彼の作品はどこの国のものであれ、根底に日本人ならではのドメスティックな匂いや共感し得る郷愁のようなものがあり、その独自のバランス感が特有の魅力にもなっている。音楽にまつわる仕事はもちろん、俳優として、そして詩人として、マルチに活躍中だ。
宮沢和史が1月20日にアルバム『次世界』をリリースした。本作には、この2020年に制作した新曲4作に、詩の朗読作「最大新月 ~2…
8月10日に放送される『CDTVライブ!ライブ!』(TBS系)で、「みんなが選んだ夏ソング」の1曲として、宮沢和史が…
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