悪役から読む『鬼滅の刃』の魅力

悪役から読む『鬼滅の刃』の魅力 煉󠄁獄杏寿郎と戦った、上弦の鬼・猗窩座の生き様

ドイツ文学者の種村季弘は、『悪の娯しみ』というエッセイ(『書国探検記』ちくま学芸文庫・所収)の中で、次のようなことを書いている。…

『ヤンジャン』新連載【推しの子】レビュー

赤坂アカ × 横槍メンゴ【推しの子】は2020年を代表する漫画に? セオリー破りな第1話の衝撃

※本稿では第1話の展開について少なからず触れています(筆者)  もしかしたら2020年を代表する漫画のひとつになるかも…

『鬼滅の刃』我妻善逸の魅力に迫る

『鬼滅の刃』善逸は極めて「ジャンプ的」なヒーロー 二重人格の“黄色い少年”の強みとは?

ひと頃よく話題にのぼった「ツンデレ」というのもその一種だと思うが、「ギャップを持たせる」というのは、漫画などでキャラを立てる際の…

『鬼滅の刃』伊之助トリックスター論

『鬼滅の刃』伊之助に通じる、伝統的トリックスターの系譜 最悪の局面を打破できるか?

古今東西の神話や物語において、秩序や法といった社会のルールに縛られることなく、自由にふるまい、世界をかき乱していく存在を「トリッ…

『鬼滅の刃』"恋柱"甘露寺の強みとは?

『鬼滅の刃』"恋柱"甘露寺蜜璃の強みは惚れっぽさ? 柱たちの心を照らす唯一無二の存在

吾峠呼世晴の『鬼滅の刃』には、炭治郎、禰󠄀豆子、善逸、伊之助という主要キャラ4人のほかに、「柱」と呼ばれる9人の魅力的な剣士たち…

『つげ義春日記』で描かれる赤裸々な生活

『つげ義春日記』はなぜ文学たりえるのか? 赤裸々に綴られた日々に漂う“正直さ”

   講談社文芸文庫の3月新刊は2点。これがなかなか攻めている。まずは『稲垣足穂詩文集』という「らしくない」企画にも驚かされたが…

14歳の漫画家・ときわ藍の『まんが道』

14歳でデビューした漫画家・ときわ藍、デビューの裏側に母娘の『まんが道』アリ 生まれ変わった『ドラえもん』を読む

   14歳でデビューした「ときわ藍(らん)」という漫画家をご存じだろうか。短編『アイドル急行』で小学館新人コミック大賞(少女・…

『薔薇はシュラバで生まれる』レビュー

『薔薇はシュラバで生まれる』は少女漫画版『まんが道』かーー70年代少女漫画の内幕にあった輝き

   いま、漫画界の片隅で、とてもかわいい一冊が話題になっている。笹生那実の『薔薇はシュラバで生まれるー70年代少女漫画アシスタ…

『双亡亭壊すべし』レビュー

数人の主人公を両立して描く、藤田和日郎の見事な手腕 『双亡亭壊すべし』は最高到達点か

「今、オレ達は…太陽と一緒に戦っている!」ある少年は人差し指を高く天に突き立て、世界を滅ぼしかねない最凶の大妖怪と、怪獣映画さな…

ドラえもん『サンデー』ジャックの意義

ドラえもん『週刊少年サンデー』ジャックに見る、漫画雑誌の生き残り戦略

小学館あげてのドラえもん50周年企画  現在、藤子・F・不二雄の『ドラえもん』の連載開始50周年を記念して、小学館の雑誌50誌…

『鬼滅の刃』一人勝ちランキングを考察

『鬼滅の刃』漫画売り上げランキングで一人勝ち ゆとりあるネーム作りが成功の秘訣か

週間ベストセラー【コミックス】ランキング(1月21日トーハン調べ) 1位 『五等分の花嫁』(13)春場ねぎ 講談社 2位…