玉森裕太×吉岡里帆×染谷将太『パラレルワールド・ラブストーリー』特報&ビジュアル公開

 Kis-My-Ft2の玉森裕太主演映画『パラレルワールド・ラブストーリー』の公開日が2019年5月31日に決まり、特報映像と第1弾ビジュアルが公開された。

 原作は、累計発行部数が110万部を記録し、東野圭吾自身が帯コメントで「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない」と謳う、東野作品としては異色のラブストーリー。愛する彼女が、本当に自分の恋人なのか、親友の恋人なのか、2つの異なる世界“パラレルワールド”を行き交う男女3人の愛を描く。

 公開されたビジュアルでは、2つの異なる世界“パラレルワールド”に迷い込んでいく崇史(玉森)、麻由子(吉岡里帆)、智彦(染谷将太)のの姿が。男女3人それぞれのインパクトある表情が並び、「3人の男女、2つの世界、1つの真実」というコピーが添えられている。

『パラレルワールド・ラブストーリー』特報映像

 特報映像では、麻由子との幸せな日々から一変、智彦の恋人として現れた彼女に驚愕する崇史や、思いつめた崇史の表情、向き合う男女のシルエット、何かを振り払う智彦、見つめる麻由子など意味深なカットが映し出されている。

 主演の玉森は「ハラハラドキドキの展開に目が離せないと思います。僕も崇史という役に全てをかけて、一生懸命演じました」とコメント。そして、すでに完成した映画を観た原作者の東野は「完成した映画を観てうなりました。複雑な構造を持ったストーリーから逃げることなく、見事に真っ向勝負した作品でした。きっと多くの人が、この映画に翻弄されることでしょう」とコメントした。

 また、追加キャストとして、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル、田口トモロヲの出演も発表。崇史をパラレルの迷宮に導いていく重要な登場人物たちをそれぞれ演じる。

東野圭吾 コメント

本作について、「アイデアが生まれたのは20代。小説にしたのは30代。そして今ではもう書けない」とコメントした時、私は40代だったと思います。それからさらに十数年が経ち、もはや別人の作品のようです。ぶっ飛んだアイデアで、よく書いたものだと感心しますが、映像化となればさらにハードルが上がるはずで、一体どんなものができるのだろうと楽しみにしておりました。完成した映画を観てうなりました。複雑な構造を持ったストーリーから逃げることなく、見事に真っ向勝負した作品でした。監督をはじめとするスタッフの皆さんたちの度胸と自信が伝わってきました。主要人物たちの内面がいずれも極めて複雑にもかかわらず、時に繊細に、時に堂々と演じておられる若い役者さんたちの演技力にも圧倒されました。きっと多くの人が、この映画に翻弄されることでしょう。  

■公開情報
『パラレルワールド・ラブストーリー』
2019年5月31日(金)全国ロードショー
出演:玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太、筒井道隆、美村里江、清水尋也、水間ロン、石田ニコル、田口トモロヲ
原作:東野圭吾『パラレルワールド・ラブストーリー』(講談社文庫)
監督:森義隆
脚本:一雫ライオン
音楽:安川午朗
製作幹事:松竹・日本テレビ
企画・配給:松竹
(c)2019「パラレルワールド・ラブストーリー」製作委員会 (c)東野圭吾/講談社
公式サイト:parallelworld-lovestory.jp
公式Twitter:@paralove_movie

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