実写ドラマ『ONE PIECE』の知る人ぞ知る小ネタ ファンが沸いたまさかの登場人物とは?
海外制作だからこその面白さ
「海外で制作しているからこその、面白さもあります。バギーが鼻をいじられたと勝手に勘違いする、お決まりのシーン。字幕では、ルフィの『お前の話で持ち切り』というセリフの、『話』を『ハナ』と聞き間違えて激怒していました。一方英語版では、『みんなが知っている』という意味で、『knows』を『nose』と勘違いするんですよね。そして吹き替え版でも変わり、『悪の花』の『花』を『ハナ』と聞き間違えています。この難しい言葉遊びも上手くそれぞれの手法に溶け込ませていて、1つのシーンを何回も楽しめるのは海外作品ならではなのではないでしょうか」
実写版がファンに受け入れられたのは、端々に制作サイドの原作愛を感じられたのが大きい。シーズン1を細部まで楽しみながら、シーズン2の配信を心待ちにしたい。