【ライトノベル最新動向】「とある」シリーズに新展開、「みーまー」完全版も 3月の注目作を一挙紹介!

3月の注目ラノベを一挙紹介

 キャラクター文芸では、3月23日発売の一条岬『嘘の世界で、忘れられない恋をした』(メディアワークス文庫)が、道枝駿佑(なにわ男子)と福本莉子のダブル主演で映画化されて、観た人の顔を涙でぬらした『今夜、世界からこの恋が消えても』と同様に、感動を誘い感涙にむせばせそう。3月20日発売の水瀬サラ『君が、僕に教えてくれたこと』(ことのは文庫)も、霊視能力を持った少年と幽霊の少女の出会いから始まる物語が感動をもたらしてくれそうだ。

 驚きの1冊が、3月23日発売の入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 完全版 幸せの背景は不幸』(メディアワークス文庫)。厖大な著作を持つ作者のデビュー作として電撃文庫から登場した作品の完全版で、誘拐事件に遭って心に傷を負った少年と少女の今を描くストーリーに見せて、衝撃の展開が繰り出される。読めば驚きの傑作ライトノベル。復活を機に染谷将太と大政絢が出演して作られた実写映画にも再びスポットを当てたいところだ。

 3月16日発売の「風の王国」シリーズの毛利志生子による『宋代鬼談 中華幻想検死録』(集英社オレンジ文庫)は、新人官吏が検死を通して事件の謎に迫るようなミステリー展開を楽しめそう。同じオレンジ文庫では奥乃桜子『それってパクリじゃないですか? 2 ~新米知的財産部員のお仕事~』が4月からのTVドラマ化を控えており、注目だ。

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