【漫画】生き物好きで毒のある美少女をウサギに会わせてみたら……最強ヒロインの動物トリビアがTwitter民を魅了

「図鑑を読むことが好き」

――『生き物好きの安仁馬さんにはほんのちょっぴり毒がある』を制作した経緯を教えてください。

鈴木:新連載用の企画として考えました。もともと、生物の知識を得たり図鑑を読むことが好きだったので、「それをネタにマンガにできないか」と思ったことがキッカケです。ただ、本作を制作するうえで結構生物については調べました。

――安仁馬さんや日野くんはどのように作り上げられたのですか?

鈴木:安仁馬さんは以前ツイッターに載せたマンガのヒロインを参考に、日野くんは安仁馬さんと対極になるよう、なるべく地味なキャラデザにしようと思いました。また、見た目の可愛い女の子が、こんな珍妙な言動をしていたらおもしろい話ができそうだなと考えた結果、安仁馬さんというキャラが誕生しました。

――舌をダラッと出したり、兎を見てキュンとしたりなど、いろいろな安仁馬さんの表情が描かれていました。

鈴木:美人でクールな印象ばかり先行しないように、ほどよく崩れた表情も織り交ぜながら描くように意識しています。

「動物園や水族館とコラボしたい」

――ストーリーのテンポ感が心地いいですね。

鈴木:4コマ漫画を描くような感覚で描き進めたことがテンポの良さにつながったと思います。個々のショートストーリーの中で、キチンとひとつ“オチ”を付けることを心がけました。そのオチこそが“安仁馬さんの毒”なのではないでしょうか。

――ラブコメ路線になりそうでならない展開でした(笑)。

鈴木:そうですね。まずは生物の知識についての面白さを読者に楽しんで欲しいと思ったから、ラブコメには振りませんでした。

――今後の目標などあればお聞かせください。

鈴木:本誌だけでなくSNSでも自分の作品を載せて、より多くの人に自分と作品の存在を認知して欲しいと考えています。また、これは夢物語ですが、「連載が続く中でいつか動物園や水族館などといった施設とコラボした仕事などできたらステキだな」と考えています。

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