【ライトノベル最新動向】音楽コラボ小説が続々! Eve原作・プロデュース『いのちの食べ方』シリーズがランクイン
9位の佐伯さん『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件8』(GA文庫)と19位の竹町『スパイ教室09 《我楽多》のアネット(9)』(ファンタジア文庫)は、共にこの1月からTVアニメがスタート。不摂生で不精者の少年と天使のような少女が出会い理解を深めていくラブコメと、死亡率9割の不可能任務に挑まされる落ちこぼれ少女スパイたちの日々を描くスパイアクションとでジャンルはまったく違うが、原作人気もあって注目を集めているようだ。
映画『劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編』がロングランとなっている伏瀬の人気シリーズ最新刊『転生したらスライムだった件20』(GAノベルズ)は、発売から4カ月が経って未だに10位と高い支持を集めている。同じように発売から6カ月が経過した顎木あくみ『わたしの幸せな結婚 六』(富士見L文庫)も13位にランクイン。こちらは3月17日に実写映画版が公開予定だ。
映画では、フジテレビのドラマ『silent』やNHKの連続テレビ小説『舞いあがれ!』に出演して話題の目黒蓮(Snow Man)が、久堂清霞という花嫁候補のことごとくを冷酷無比に扱い追い出して来た青年を演じる。相手役の斎森美世を演じるのは『東京リベンジャーズ』でヒロインの橘日向役を務めた今田美桜。内に抱えた葛藤を外には出さない清霞が、美世の実直さによって変化していく様を双方がどう演じるかが、今から気になる映画だ。