【ONE PIECE考察】最終章で復活するキャラクターは？　ワンピース研究家が挙げた重要キャラ

「ただ死亡したとされるキャラの中でも、マザー・カルメルは少し違った運命を辿っているかもしれません。マザー・カルメルとは孤児院をしていた人物で、世界政府に子供を売り飛ばしている裏の顔がありました。そしてビッグマムの育ての親でもあります。そんなカルメルを敬愛していたビッグマムですが、彼女はクロカンブッシュを前に理性を失い、カルメルを食べてしまったと示唆されていました。ここで重要なのが、カルメルのソルソルの実をビッグマムがそのまま継承していた点です。そしてビッグマムの中から、この事件を境に凶暴な性格が顔をだします。上記した理由からカルメルに関しては、魂としてビッグマムの中で生きている可能性も十分あるでしょう。ワノ国で敗北したビッグマムは、このまま退場するかもしれません。しかしもし再登場するならば、カルメルの存在が重要になると考えられます」

　作中には数十年前に死亡したとされながら、未だ多くが謎に包まれた大海賊がいる。

「そして死亡したとされながら、今後確実に重要になるキャラクターがロックス・D・ジーベックですよね。ロジャーの前の時代を築いた大海賊である彼は、もともとカイドウやビッグマム、白ひげの上に立っていたほどの男です。ロックスには、ルフィの巨大な壁となる黒ひげとの間に多くの共通点があります。黒ひげはロックスが海賊を募った海賊島ハチノスを拠点としていますし、彼らが乗る船の名前はサーベルオブジーベック号です。ロックスがヤミヤミの実の前任者なのか、もしくは黒ひげの中で生き続けているのか。2人の関係性については、間違いなく作中で語られるでしょう。彼はセンゴクによってすでにこの世にはいないと言及されていますが、センゴクが知らないだけで生きている可能性も十分あります」

　『ONE PIECE』は1ヶ月の休載期間を経て、最終章に突入すると発表された。そのため今後もし死亡キャラの復活劇が描かれれば、物語は終幕に向け加速するだろう。猛スピードで進む最終章を、目を離さずに見届けたい。