THE RAMPAGE 吉野北人、初写真集『As i』への想い明かす 「自分らしくありたいという信念を込めました」

吉野北人、初写真集『As i』イベント

THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの吉野北人が3月25日、自信初の写真集となる『As i』の刊行記念イベントを行った。本書の制作経緯について「自分にしかできない写真集にしたかった」と語るなど、寄せられた質問に丁寧に答えつつ、作品に込めた想いを表現した。

 本写真集は彼の故郷・九州の宮崎で撮影され、地元の自然や動物と戯れる姿、満天の星の下で思いにふける夜、童心に帰って公園で遊ぶひと時など、ステージ上では見せない吉野の素顔が詰まっている。タイトルは「どれも本当の自分」という気持ちで自らが名付けており、生い立ちから現在、未来までを語ったインタビューも含む充実の一冊だ。

 刊行イベントは、記者会見の後にオンライントークショー&オンライン個別お話し会という構成。写真集の発売日の3月6日が誕生日だったことから、吉野へ誕生日ケーキが贈られるサプライズも。25歳になった彼は今の心境を「いい大人なので、これからまた素敵な男性として磨いていけるように成長していきたいです」とした。そのために「アートや写真など、今まで触れてこなかったことに触れて、感性を磨きたい」と意気込む。

 初の写真集のリリースについては2年前から話があったという。制作にあたって、「自分でアイデアを出させていただきました。自分らしい、自分にしかできない写真集にしたかった」と刊行裏に自らの提案があったことを明かした。

 改めてタイトルについて問われると「『As』には多くの意味合いがありますが、すべてがイコールになる。僕自身も芝居やモデル、歌など色々な自分がいますが、全てが『吉野北人』という自分で結ばれているんです。自分らしくありたいという信念を込めました」と説明する。

 また写真集に収録されているインタビュー内容については「デビューから8年、すごく濃い時間でした」、「宮崎の田舎の方から上京して田舎と都会のギャップに最初は悩んだ」と過去を回想。そして「周りのスタッフや仲間や家族に支えられてここまで来れました」としみじみ語った。

 写真集を見たメンバーからの反応は「宮崎に行きたい」というものだったそうで、吉野も「僕自身、毎回メンバーに星空が綺麗だ、宮崎に来てほしいと言っていたので嬉しかったですね」と笑顔を見せた。なおメンバーの陣は宮崎で「俺も落ち着きたい、ゆったりしたいと言っていた」と話した。

 続いて記者からも質問が飛ぶ。次に行ってみたいロケ地を問われると「海外に行ってみたいです。おしゃれなパリとか」と返答。さらに「ファッション的にもオシャレをして、この写真集とは違う一面を見せられたら。鍛えて大胆に脱ぐとか。求められたらもっと露出してもいいかな(笑)」と冗談交じりに語った。

 お気に入りショットは「宮崎の小林市の星空のシーン」だという。それについて「地元の星空が好きだったので、写真集でそういう写真が撮りたかったんです。天候にも恵まれて、満点の星空の下で撮れたので、本当にお気に入り」と説明。彼は東京に来て地元の良さに改めて気付いたのだという。

 最後に吉野は自身がカッコいいと思う男性像を「周りに流されず自分をしっかり持っている人」と表現。その理由を「SNSなどで思うように行動できない時代だからこそ、臆することなく、もっと自分を表現したい。見てくださる方にこういう風になりたいと思われる男性はかっこいいと思います」とした。念願の写真集を刊行し、さらに理想に近づいた吉野の活躍に期待したい。

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