「少年ジャンプ+」で絶望感味わう読者が続出! 『タコピーの原罪』が鬱漫画と呼ばれる理由

『タコピーの原罪』が鬱すぎる

2016年が意味するものとは?

 タコピーの「狂気」、そして各キャラクターが抱える「闇の深さ」こそ『タコピーの原罪』を”鬱漫画”と言わしめる要素だ。また、1話のタイトル「2016年のきみへ」というキーワードにも注目したい。本作では、作中の時間軸が明らかになっていない。「ハッピーカメラ」と呼ばれるハッピー道具を使って、時間を巻き戻すシーンはあるものの、今が具体的にいつなのかが不明なのだ。きっと伏線になるのであろう”2016年”というキーワードを念頭に置きながら『タコピーの原罪』の今後を見守りたい。

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