『鬼滅の刃』"恋柱"甘露寺蜜璃の強みは惚れっぽさ? 柱たちの心を照らす唯一無二の存在

『鬼滅の刃』"恋柱"甘露寺の強みとは?

「恋柱」の恋の行方

※以下、ネタバレ注意

 なお、現在『週刊少年ジャンプ』本誌では、あいかわらず壮絶な死闘が繰りひろげられているが、ほかの隊士たち同様、蜜璃も致命的な重傷を負ってしまう。だが、その戦いの過程で、彼女はずっと自分を見つめ続けてくれていたある男の存在を知るのだった。『鬼滅の刃』をコミックスで読んでいる人にとってはもう少し先の話になるだろうが、鬼殺隊と無惨との長きにわたる戦いの決着だけでなく、ぜひ、このかわいい「恋柱」の恋の行方にも注目しながら、本作を最後まで読み続けてほしいと思う。

■島田一志
1969年生まれ。ライター、編集者。『九龍』元編集長。近年では小学館の『漫画家本』シリーズを企画。著書・共著に『ワルの漫画術』『漫画家、映画を語る。』『マンガの現在地!』などがある。@kazzshi69

■書籍情報
『鬼滅の刃(14)』
吾峠呼世晴 著
価格:440円+税
出版社:集英社
公式サイト

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「書評」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる