坂本龍一の記事・ニュース・画像一覧
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日本音楽史上最重要人物、坂本龍一(愛称:教授)。細野晴臣、高橋幸宏とともに結成したYMOで一世を風靡した後、彼が世界にその名を轟かせたのは、なんといっても『戦場のメリークリスマス』や『ラスト・エンペラー』(アカデミー賞音楽賞受賞)といった映画音楽を手掛けたことが大きい。精緻なサウンド・プロダクションとアジアン・テイストあふれるノスタルジックなメロディが多くの支持を集めたのである。
さらに、YMO時代から彼を突き動かしてきた音楽的な先見性は飽くことなく、ワールド・ミュージックや実験性の高いエレクトロ・ミュージックにも食指をのばし、アート・リンゼイやタルヴィン・シンを始めとする海外のアーティストとも深く交流している。N.Y.在住ということもあり、日本のミュージック・シーンとは距離をおいたところで活動している印象があるかもしれないが、ゲイシャ・ガールズ(お笑いグループ・ダウンタウンによるハード・コア?ユニット)や中谷美紀のプロデュース、またソロ作品「ウラBTTB」の大ヒットなど、コンスタントに話題をふりまいている。
———多くの日本人アーティストが世界で活躍し始めて久しいが、彼がその礎を築いたといっても過言ではないだろう。
坂本龍一のキャリアにおける映画音楽の重要性 『戦メリ』から『怒り』までの変化を追う
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