『ONE PIECE』ゴッドバレー事件の真相が明らかに!? ロジャー、ロックスを魅了した“アイドル”の存在

■ゴッドバレー事件を引き起こした1人の女性とは?
実際に第1096話には、ロックス海賊団の目的がシャクヤクであることを示唆するような描写が見られる。
ゴッドバレーに上陸する際、シキが「手に入れたモン勝ち」と意気込むのに対して、のちの“ビッグ・マム”ことシャーロット・リンリンは「おれがいただく!!」と宣言。そこへカイドウが「お前は無意味だろ!!」と茶々を入れていた。これはリンリンが女性であることを踏まえたツッコミだったのではないだろうか。
また、このときロジャー海賊団もゴッドバレーに襲撃をかけていたが、これもロックス海賊団と同様の目的だったのではないかと思われる。第1156話では、ロジャーがシャクヤクにベタ惚れしており、その身柄を求めて九蛇海賊団を何度も襲っていたことが描かれていた。シャクヤクのためにゴッドバレーにやってきたのだと考えても、ほとんど違和感はないだろう。
だとすると伝説の海賊たちが一堂に会したゴッドバレー事件は、1人の“アイドル”をめぐって勃発した出来事ということになる。現在のシャクヤクがどこか達観した視線で世の中を眺めていることや、ハンコックがルフィに恋をしていることを敏感に察知していたことは、こうした経験から来ているのかもしれない。
とはいえ、シャクヤクが突如九蛇海賊団を抜けてハチノスでバーを開いた理由については、まだ明らかになっていない。当時からレイリーに好意を寄せていたような描写があるので、ロックス海賊団に近づくような行動をとるのは不可解だ。
まだまだ謎が残されているゴッドバレー事件。ロックスとロジャー、シャクヤクの三角関係についても気になるところなので、今後の描写に期待したい。






















