漫画とアニメのオタク、どっちが多い? 最もお金を使う“推し活”は? 矢野経済研究所アンケート調査を考察

“推し”がいる人の数は?
もはや、聞かない日がないほど定着した“推し活”。“推し”に関する調査では、“推しがいる”と回答した人をオタク層と非オタク層で比較したところ、オタク層は63.7%、非オタク層は19.9%となった。なお、“推しがいる”は、推し活をしているかどうかの有無は問わず、純粋に“推し”の有無を問うものだったが、とにかくオタクは具体的な推しがいる人が多いようだ。
なお、推しがいる(いた)人に対して何を推しているのかと聞いたところ、オタク層は“日本のアイドル”が22.5%、次いで“アニメ・漫画等のキャラクター”が21.3%、“音楽系アーティスト”が11.0%となった。アイドルとキャラクターを推す人の割合が同じくらいであることに驚かされるが、推す対象として高い人気を誇っていることがよくわかる。
年々、市場拡大の傾向を見せるオタク市場。数字だけを見ると不景気を感じさせないが、それだけ人々は“推し”の世界に救いを求めているのかもしれない。今年はいったいどんな存在が推されることになるのだろうか。






















