【2024.5.7 週間漫画ランキング】『ワールドトリガー』&『黒執事』新刊が爆発 待ったぶんだけ価値がある?
長期休載が続く人気漫画といえば、『HUNTER×HUNTER』を思い浮かべる人が多いだろう。待ち望んでいるファンはいまも多く、作者・冨樫義博氏がSNSを更新しただけで大騒ぎになるほどだ。そんななか、持病により休載を繰り返しながらも読者を魅了し続け、約1年ぶりの発刊となった、葦原大介による『ワールドトリガー』27巻(集英社)が日販調べの週間コミックランキングにて1位を獲得した。
1.ワールドトリガー(27)/葦原大介/集英社
2.黒執事(34)/枢やな/スクウェア・エニックス
3.葬送のフリーレン(13)/山田鐘人・アベツカサ/小学館
4.呪術廻戦(26)/芥見下々/集英社
5.【推しの子】(14)/赤坂アカ・横槍メンゴ/集英社
6.BORUTO―TWO BLUE VORTEX―(2)/池本幹雄・岸本斉史/集英社
7.異世界居酒屋「のぶ」(18)/蝉川夏哉・ヴァージニア二等兵ほか/KADOKAWA
8.カグラバチ(2)/外薗健/集英社
9.結界師の一輪華(4)/おだやか・クレハほか/KADOKAWA
10.いつわりの愛~契約婚の旦那さまは甘すぎる~(2)/金森ケイタ・上乃凛子/ジーオーティー
2024年3月には、アニメでメインキャラクターの声を担当した声優陣が登壇したイベント『ワールドトリガーフェスティバル2024』が開催されたことも記憶に新しい。イベントのグッズが事後販売されていたが、アクセスが殺到し販売期間を1週間延期するなど、根強い人気ぶりを見せた。
続く2位には先週の7位から大きくランクをあげた、枢やなの『黒執事』34巻(スクウェア・エニックス)がランクイン。4月から6作目のアニメ「寄宿学校編」が放送され、世界累計発行部数は3,500万部を突破し人気が加速している。劇場版の公開からおよそ6年が経過してのアニメ放送再開かつ、OPにはシンガーソングライターの音羽-otoha-、EDはシドが担当し、YouTubeのPV動画には多くのファンから感激の声が寄せられた。
4位には、マレーシアに七海建人のビーチができたことが話題となった、芥見下々の『呪術廻戦』26巻(集英社)。4月9日にランキング1位を獲得し、順位を落としながらも5週連続でランキングに留まる脅威の人気ぶり。4月の月間ランキングでも1位を獲得し、2024年を代表する作品と言っても過言ではないだろう。
6位は池本幹雄・岸本斉史による『BORUTO―TWO BLUE VORTEX―』2巻(集英社)。サスケやモエギが神樹の「爪アカ」に喰われ木になってしまうも、解決の糸口は未だ見出せない中、ボルトは再び里へと戻る。大人びたサラダが描かれた表紙が彼女らの成長をより感じさせてくれる。
続いて8位には注目度が急上昇中の作品、外薗健による『カグラバチ』2巻(集英社)がランクイン。剣を手にした少年の復讐劇は連載当初から世界中で注目を浴び、2巻目の発売ながら発行部数20万部を突破した。本巻の帯には人気アーティストVaundyのコメントも掲載されており、本作への期待値が伺える。
9位はおだやか・クレハらによる『結界師の一輪華』4巻(KADOKAWA)。和装に身を包んだ彼女らの恋愛模様を描いた本作は、「みんなが選ぶ!!電子コミック大賞2024」の女性部門を受賞し、シリーズ累計発行部数が130万部を突破した注目のコミカライズ作品だ。
※参考:日販「週間ベストセラー」https://www.nippan.co.jp/ranking/weekly/