『幽☆遊☆白書』ラスボス論争ついに決着か ラスボスにふさわしいのは黄泉、雷禅? それとも……
雷禅や仙水、はたまた意外な人物を推す声も……
また幽助の父親に当たる存在・雷禅や、元霊界探偵の仙水忍こそがラスボスなのでは? という声も少なくないよう。
黄泉と同じく魔界三大妖怪の1人で、全盛期の強さは3人の中でも圧倒的だったという雷禅。ある女性と出会い人間を食べなくなったことで最後には餓死してしまったが、作中で最も強いキャラを「ラスボス」とするなら雷禅以外のキャラクターはいないだろう。
また仙水忍には元々霊界探偵として人間を守っていたのに、妖怪を虐げる人間達の姿を目撃してしまったことで人間を滅ぼす側になってしまった過去が。このことから「元は味方側だったのに敵になってしまったとこがラスボスっぽいよね」「暗い過去を抱えてたり多重人格だったり、キャラとしての魅力が満載」など、仙水のバックグラウンドに魅力を感じてラスボスに推す声が多かった。
一方で「魔界編のあとに起こった霊界クーデターやチームメイトを追い出すために人間がでっち上げていた女子高バスケ部の心霊騒ぎとかを見てると、本当のラスボスは妖怪ではなく分別のつかなくなった人間だったのかも……」との主張も。
ただやはり『幽☆遊☆白書』は終盤にかなりの駆け足で最終回を迎えた背景もあり、誰もが納得できるラスボスというのは永遠に決められそうにない。無理やり誰かに決めてしまうよりは、いっそのこと「『幽☆遊☆白書』にラスボスはいない」と言い切ってしまうことが結局は1番しっくりくるアンサーになるのかもしれない。
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