山田太郎、あぶさん、星飛雄馬……人気野球漫画の主人公、年俸はどのくらい? 実在の野球選手から考察
■あぶさん(あぶさん)推定年俸:4億円
同じく水島氏の代表作である『あぶさん』の主人公「あぶさん」こと景浦安武は2009年まで現役で活躍していた。3年連続打撃三冠王はじめ数々の大記録を残し、選手最晩年までリーグ屈指のスラッガーとして活躍した。
2000年代のパリーグで、右打ちのスラッガーで外野手だと、タイプ的近いのは和田一浩氏だろう。和田氏は2005年に首位打者(西武ライオンズ時代)、あぶさん引退翌年の2010年には中日ドラゴンズに移籍し、打率.339・37本塁打・93打点・OPS1.061(リーグ1位)でシーズンMVPを獲得している。
驚異的な強肩の持ち主だったあぶさんには及ばないが、守備力もレフトとしては優秀な部類だった。この年のオフに3年総額12億円の契約を結んでいるので、あぶさんがそれより下ということは無いだろう。あぶさんほどではないが、和田氏も息の長い選手で、43歳まで現役だった。
■星飛雄馬(巨人の星)推定年俸:1000万円
野球漫画の古典である『巨人の星』だが、主人公の星飛雄馬が活躍した時代、(1967年にプロ入り)はキャリア数年のオールスター級の選手でようやく年俸1000万を超える程度だった。落合博満氏がNPB史上初の1億円プレーヤーになるのは1986年のオフのことである。飛雄馬はオールスターにも選ばれた経験があるが、キャリアは短く、かなり浮き沈みの激しい選手だったので、年俸は500万~最高でも800万程度だったのではないかと思われる。
飛雄馬は続編の『新・巨人の星』で若手選手から「高給取り」だと言われていたので、この頃には年俸1000万円に到達していたかもしれない。
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