この冬、連ドラ化『~if~誰がために鐘は鳴る』 出演者オーディション開催中
作家、監督として活躍する寺西一浩が、8月7日にミステリー小説『~if~誰がために鐘は鳴る』をHP出版より出版する。
本作は2024年1月期にBSフジ(TVer・FOD配信)で放送の『寺西一浩サスペンス~if~警視庁捜査一課・剣木善治』として連続テレビドラマ化も決定しており、現在、出演者オーディションも開催されている。
本書は「if=もしも」が口ぐせの警視庁捜査一課の刑事・剣木善治が、お得意の推理で難事件を24時間で解決するストーリー。主人公の剣木とバディを組む鶴本沙羅刑事とのやり取りも見どころのひとつだ。
物語は元同期の結婚式の時間を間違えた警視庁捜査一課刑事の剣木善治とお目付け役の鶴本沙羅が、新婦のドレスが切り裂かれた現場に遭遇するところから物語は始まる。推理・謎解き好きの剣木は、沙羅の目が光る中でも犯人探しを止められない。
そんな中、会場に叫び声が響き渡る。駆けつけた二人が目にしたのは、ナイフで胸を刺され事切れた新郎の父の姿だった。新郎新婦とその家族が抱える「秘密」や事件の真相とは何か。関係者たちの想いと「優しさ」が交錯した混乱と波乱が剣木と沙羅の前に立ちはだかる。
事件が「優しさ」でできていると言う新しい視点と、世の中で人に「秘密」を他言できないで暮らす人々の心理描写が絶妙に描かれたミステリーとなっている。
寺西は「普通の刑事小説では物足りないと思い、エンターテインメント感満載のミステリーを書こうと思いました。世の中には家族にすら「秘密」を告白できないで生きている人たちが沢山います。本作には性被害やアダルトビデオの出演被害など、社会問題をテーマの一つとして取り入れました。その防止や救済に向けた法案は昨年成立し今年施行されるようですが、法律では救えない心の傷やトラウマをどのように剣木刑事が救うのか、是非注目して読んで頂けたら嬉しいです。」とコメントを寄せている。
また7月2日(日)24:30から寺西が監督・脚本する連続テレビドラマ『アイドルだった俺が、配達員になった。』の放送がBSフジでスタートした。
■著者情報
寺西一浩
慶應義塾大学法学部卒。(社)日本推理作家協会会員。
著書「ありがとう眞紀子さん」「新宿ミッドナイトベイビー」「女優」など。監督として「東京ボーイズコレクション」でモナコ国際映画祭最優秀グランプリ受賞。連続ドラマ「彼が僕に恋した理由」「人生いろいろ」「アイドルだった俺が、配達員になった。」で脚本、演出を務めた。
■書誌情報
「~if~誰がために鐘は鳴る」
発売日:2023年8月7日
定価:本体1,400円+税 判型:B6判ソフトカバー 214頁
ISBN 978-4-8014-9718-4
HP出版
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