『はじめの一歩』と『メイドインアビス』がまさかのコラボ! 日本漫画家協会のチャリティオークションに注目!

 日本漫画家協会の「平和」をテーマとした色紙チャリティオークションが大きな話題になっている。2022年8月15日、協会会長のちばてつやの「平和について思うこと」と題した呼びかけで始まった取り組みだ。寄付金は世界中の紛争地の医療と人道支援のため「国境なき医師団」に寄付される。

 現在、会員を中心に漫画家から素晴らしい色紙が寄せられており、ツイッター上に数多くUPされている。

 注目に値するのが合作色紙だろう。『はじめの一歩』の森川ジョージと『メイドインアビス』のつくしあきひとの合作色紙は、異色の組み合わせということで反響を呼んでいる。


 また、森川の「んなあー!!」のツイートにも、6,600件を超えるいいねが寄せられている。


 新田たつおと笹生那実の夫婦の合作色紙もユニークな一枚だ。


 新田と笹生の関係については、こちらのインタビューもぜひご覧いただきたい。
「薔薇はシュラバで生まれる」 笹生那実が見た70年代少女漫画の現場と恋愛事情

 寺嶋裕二と岡田有希のコラボ色紙も協会のもとに到着したようだ。

 いずれの色紙も当然1点ものだ。特に、コラボ色紙は協会ならではの二度と手に入らない貴重な色紙といえる。オークションは白熱することが予想される。詳細は日本漫画家協会のWEBページで今後、情報が公開されるので、チェックしてほしい。

 我々の生活に潤いを与えてくれる漫画。自由に漫画を読める環境があるのは、何よりも平和のおかげである。この機会に、「平和だから漫画が描けるし読んでもらえる」というちばてつやの思いを噛みしめておきたい。

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