【漫画メシ】冷やし中華にマヨネーズはアリ? グルメ漫画に学ぶ、多彩なメニュー
中華料理屋の店先に「冷やし中華始めました」というフレーズが並び始めると、夏の到来を感じてワクワクする人も多いのではないだろうか。冷たい中華そばとさっぱりしたスープに、お好みの具材を乗せて食べるというシンプルな料理は、漫画の中でも様々な形で登場している。『ミスター味っ子』や『クッキングパパ』、『美味しんぼ』など、お馴染みのグルメ漫画で紹介された冷やし中華を振り返ってみよう。
金魚の冷やし中華
『ミスター味っ子』の中華勝負で、味吉陽一が作った珠玉の逸品が「金魚の冷やし中華」だ。その名の通り、しっぽにきゅうりとアスパラの頭、背にはえび、中心に麺、唇にはまぐり、目にはうずらとさくらんぼで金魚の形を模してある。
麺にはザーサイと干しエビを細かく刻み、薄味のスープで味をつける。見た目の鮮やかさと美味しさを兼ね備えた冷やし中華なのだ。この鮮やかな料理を再現した人も多く、YouTubeでも散見される。
『クッキングパパ』荒岩流冷やし中華
『クッキングパパ』の荒岩一味が、出産を控えて元気がなく、食欲が出ないことに悩む広田けいこのために作った冷やし中華だ。
荒岩が作る冷やし中華のポイントはパイナップル。作り方は至ってシンプルで、錦糸卵、きゅうり、豚肉を用意したうえで冷やし中華用の麺を茹でていく。
茹で上がったあと、麺を皿に移したうえで、具材を持っていく。最後に刻んだ黄色いパイナップルとトマトを載せて完成となる。冷やし中華の麺スープとパイナップルの酸味、そして美しい見た目が、食べる者の心を盛り上げてくれるだろう。