【漫画メシ】たこ焼きがグラタンに? 『スーパーくいしん坊』から『ごほうびごはん』まで、楽しい漫画たこ焼き4選
大阪名物で、全国的な人気を持つたこ焼き。単純な料理だが奥が深く、材料や作り方などの工夫によって大きく味が変わる。『スーパーくいしん坊』『クッキングパパ』といった漫画でも、さまざまなユニークなたこ焼きが登場してきた。その一部を紹介したい。
『スーパーくいしん坊』香介のたこ焼き
牛次郎とビッグ碇が生み出した伝説の料理漫画、『スーパーくいしん坊』。常人では考えられない発想を持つ鍋島香介が、とんでもない料理を完成させていくストーリーである。
そんな『スーパーくいしん坊』の1巻に登場したのが、特製のたこ焼き。たこ焼きの片面に海苔を使ってくっつけ、「せい!」と叫びながら海苔についた複数のたこ焼きを引っ繰り返す。さらに竹串しを刺して「たこのはっちゃん八本返し」で一気に仕上げていくのだ。
難易度の高い香介のたこ焼き。挑戦した人もいるが、かなり苦戦しているようだった。
『クッキングパパ』たこ焼きグラタン
『クッキングパパ』の荒岩一味が、同じ会社の大阪支社に務める村上がお土産として持ってきた大量のたこ焼きを朝食として食べるために作ったたこ焼きグラタンである。
作り方はグラタン皿に溶かしたバターを塗り、そこにたこ焼きを入れる。そしてデミグラスソースとホワイトソースをかけ、チーズと塩コショウ、そしてパン粉をかけて、オーブンに入れて完成だ。
非常に簡単でありながら美味しいたこ焼きグラタン。真似する人はかなり多く、評価も非常に高いものがあった。
『紺田照の合法レシピ』炊飯器で作るジャンボたこ焼き
暴力団に所属する高校生、紺田照が独特な発想を駆使して料理を作る『紺田照の合法レシピ』。そのなかで登場したぶっ飛んだたこ焼きが、ジャンボたこ焼きだ。
タコがなく、さらにたこ焼きプレートもないという状況で紺田は、タコの代わりに小さく切ったこんにゃくとミートボール、さらに揚げ玉を入れて生地に混ぜる。その生地を炊飯器の釜に流し込み、スイッチを押して炊けるのを待つ。
炊きこみが終了したらさらにひっくり返し、ソースとマヨネーズ、そして鰹節をかけて完成だ。この「炊飯器で作る超ジャンボたこ焼き」をお笑い芸人のサンシャイン池崎が再現に挑戦、かなり似たものを作り上げていた。