「小2女子」が描いた絵を漫画家がリメイクすると? 慎本真先生の作品が圧巻の仕上がり
ユニークな実験動画を撮影することに定評のある、漫画家の慎本真(しんもと・しん)氏が、自身のYouTubeチャンネルで「プロ絵師と初心者で“小2女子”が描いた絵をリメイク対決!小学生のハートを掴むのはどっちだ⁉︎」という企画動画を公開した。
慎本氏は「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」でゲスト講師を務めるなど、技術を伝えることに長けた作家。チャンネル登録者数が50万を超えるYouTubeでは、家族やアシスタントも出演するアットホームな動画を届け、初心者にもわかりやすいイラストや漫画の描き方を伝えている。
今回の動画は慎本氏の小学生の娘・こっちゃんが描いた絵をリメイクするという対決。対戦相手は慎本氏のチャンネルでお馴染みのアシスタント・エスくんだ。昨年も同じ企画を行っているが、エスくんは「去年より格段にこっちゃんのイラストレベルが上がっている」と伝えていた。
そしていざ、こっちゃんが描いたイラストを見てみると、さすが慎本氏の娘とだけあり、かなり完成度が高い。キュートな女の子がルームウェアを着ている様子が描かれている。頭にはクマとウサギのぬいぐるみ付きだ。
それから出来上がったエスくんのリメイク作品に対し、慎本氏は「顔だけ上手いね。こっちゃんの絵を見て描いただけあって完成度が高い」と指摘した。これにエスくんは「やっぱり人の絵を見て描くって大事なんだね」と納得。ただ、下半身は奇妙な出来上がりとなっていて、慎本氏は「体を描くところで力尽きたね」と笑っていた。
対する慎本氏はさすがのクオリティ。「小学生が好きな作風に全振りした」と語っていたが、圧巻の出来栄えでエスくんも「うまっ……」とため息をついた。キラキラ度も高く、小学2年生の少女なら、かなりの確率で「かわいい」と感想をこぼすのではないだろうか。