ひたすら絵を描き続けた少女の18年後 プロ漫画家が「中学生時代に描いた年賀状」をリメイクすると?

 各種アプリやウェブサービス、SNS等の隆盛により、漫画やイラストを発表する場が急増し、ウェブ発の人気作品・人気作家も多く誕生している昨今。ステップアップを目指すクリエイターもそれだけ多く、プロ漫画家やイラストレーターがその技術と知識を伝える動画が人気を博している。漫画やイラストの「添削動画」や「解説動画」が代表的だが、より企画性を高めた気になる動画も少なくない。

 家族やアシスタントも出演するアットホームなチャンネルで、そんなバラエティ豊かな動画を届けているのが、漫画家の慎本真(しんもと・しん)氏だ。「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」でゲスト講師を務めるなど、技術を伝えることに長けた作家だが、絵を描くことにそれほど関心がない人にとっても興味をそそる企画を多く送り出しているのが面白い。

 そんな慎本氏が12月11日、「【18年後】中学生の頃の年賀状をプロになった絵師がリメイク!描き続けるとこうなります!」と題した動画を公開。「恥ずかしいけど、プロとしては、過去を振り返るのも大事だからね」と、小学生時代にまでさかのぼり、自身が描いたイラストを公開していった。

【18年後】中学生の頃の年賀状をプロになった絵師がリメイク!描き続けるとこうなります!

 素人目にも、小学生時代から明らかに絵が上手だということがわかるが、年齢を重ねながら、その時々で興味の方向もフォーカスする技術も変わっていくのが面白い。そのなかでピックアップされたのが、2004年、中学生時代にクラスメイト宛ての年賀状に描いたイラストだ。今回は18年後、プロ漫画家になった慎本氏が、自らこのイラストをリメイクし、来年の年賀状に仕上げるという。

 アシスタントのエスくんとともに、過去の絵を参考にペンを走らせていく慎本氏。詳細は動画を見ていただきたいところだが、早送りで美しく仕上がっていくイラストはもちろん、アシスタントや家族との掛け合いも楽しめるのが、このチャンネルの特徴だ。

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