『ホーンテッドマンション』の映画的仕掛け

“乗る恐怖”から“見る物語”へ 『ホーンテッドマンション』が挑んだ映画的仕掛け

ディズニーランドの名物アトラクション「ホーンテッドマンション」は、恐怖を“見る”のではなく“体験する”ことを目的に設計された没入…

広瀬すず、多作イヤーが示すキャリアの新局面

『宝島』『遠い山なみの光』『ちはやふる』 “多作イヤー”が示す広瀬すずのキャリアの新局面

2025年の広瀬すずは、まさに怒涛の出演ラッシュで幕を開けた。1月にはNetflixシリーズ『阿修羅のごとく』、地上波連続ドラマ…

ジェームズ・キャメロン監督の偉業伝説

映画ファン必修科目! 世界No.1ヒットメーカー、ジェームズ・キャメロン監督の偉業伝説

ジェームズ・キャメロンという映画作家の存在は、もはや単なるハリウッドの大物監督の枠を超えている。  『タイタニック』(1997…

ペ・ドゥナは永遠に瑞々しさを失わない

ペ・ドゥナは永遠に瑞々しさを失わない 『リンダ リンダ リンダ』が伝説的作品となった理由

ペ・ドゥナという俳優をスクリーンで観るにつけ、いつも思う。まるで地球に初めて舞い降りてきた宇宙人のように、好奇心に満ちた眼差しで…

『JW/復活の大地』の“演出術”を紐解く

『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の“演出術”を紐解く スピルバーグの継承と逸脱

『ジュラシック・パーク』シリーズの第7弾『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(以下、復活の大地)が、どうやらそれほど評判が高く…

数字で読み解く『鬼滅の刃 無限城編』の凄さ

数字で読み解く『鬼滅の刃 無限城編』の凄さ 強固なファンダムを支える圧倒的ブランド力

『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』が凄まじい大ヒットを記録している。  史上最速となる公開8日間で、興行収入1…

ジェームズ・ガンが描き続ける“はみだし者”

ジェームズ・ガンはなぜ、スーパーマンを“はみだし者”に? レガシーからの脱却を紐解く

アメリカの興行収入2億ドルを突破し、大ヒット爆進中の映画『スーパーマン』(2025年)。本作はもともと、『スーパーマン:レガシー…

2025年最新作から紐解く“Jホラー最前線”

『ドールハウス』『見える子ちゃん』など 2025年に誕生した異なる3タイプの傑作“Jホラー”

いま、Jホラーが面白い。いや、そんなことは毎年言われてきていることなのだろうけど、2025年は特に興味深い展開を見せている。19…

『イカゲーム』S3は多数決主義にメスを入れる

『イカゲーム』シーズン3は多数決主義にメスを入れる デスゲームが映し出す現代社会の闇

世界中で社会現象を巻き起こしたサバイバル・スリラーが、ついに完結。6月27日にNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シー…

『トップガン マーヴェリック』の映画論

『トップガン マーヴェリック』のアツい映画論 同じ“魂”は『侍タイムスリッパー』にも

アメリカ海軍のパイロット養成学校を舞台に、若者たちの恋と青春を描いた1986年公開の大ヒット作『トップガン』。その36年ぶりの続…

ジョン・ウィリアムズ 30年ぶり来日公演レポ

『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』……名曲を惜しみなく披露 ジョン・ウィリアムズ、30年ぶり来日公演は新たな伝説に

91歳の世界的マエストロ、ジョン・ウィリアムズが30年ぶりに来日した。『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』『インディ・ジョー…

『VIVANT』の面白さは“幕の内弁当”

『VIVANT』の面白さはまさに“幕の内弁当” 70年代大作映画的な潔さに舌鼓を打つ

ドラマ『VIVANT』(TBS系)が、今夏を席巻している。堺雅人(『半沢直樹』)、阿部寛(『下町ロケット』)、役所広司(『陸王』…

『インディ・ジョーンズ』名曲誕生秘話

『インディ・ジョーンズ』の世界へ誘う巨匠 ジョン・ウィリアムズの音楽 映画史に残る名曲誕生秘話、最新作での“変化”も

『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作にして最終作、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)が、6月30日より公…

『インディ・ジョーンズ』全体のテーマを考察

『インディ・ジョーンズ』はいびつな映画? 残酷描写に表れたスピルバーグの思想

6月30日より、『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開される。  それにあ…