実写版『白雪姫』はなぜ批判を受けたのか? レイチェル・ゼグラーの発言を巡る議論を解説
ひょっとしたら実写リメイク版『白雪姫』ほど、公開される前から、そして公開された後からも、酷評の嵐に晒され続けた作品はないかもしれ…
『トップガン マーヴェリック』のアツい映画論 同じ“魂”は『侍タイムスリッパー』にも
アメリカ海軍のパイロット養成学校を舞台に、若者たちの恋と青春を描いた1986年公開の大ヒット作『トップガン』。その36年ぶりの続…
『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』続編映画としてなぜ異質? 監督の気概を読む
ひとくちに続編と言っても、そのパターンはいろいろだ。スター俳優が長い時間をかけて絶対的ヒーローを演じ続ける『インディ・ジョーンズ…
宮﨑駿『君たちはどう生きるか』は高畑勲からの解放だった 『プロフェッショナル』を観て
それは、あまりにも突然のことだった。12月16日の放送前日になって、『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合)の次回エピソ…
『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』……名曲を惜しみなく披露 ジョン・ウィリアムズ、30年ぶり来日公演は新たな伝説に
91歳の世界的マエストロ、ジョン・ウィリアムズが30年ぶりに来日した。『ハリー・ポッター』『スター・ウォーズ』『インディ・ジョー…
『MEG ザ・モンスターズ2』は最高のサマームービーだ 海底→海上で切り替わる巧みな構成
人類最強の男ジェイソン・ステイサムが、巨大人食いザメとタイマン勝負! 全世界で“MEG”Aヒットを記録した『MEG ザ・モンスタ…
ONE OK ROCK、Mr.Children、宇多田ヒカル……映画『キングダム』主題歌に共通する“生きろ”というメッセージ
ONE OK ROCK、Mr.Children、宇多田ヒカルの3組には共通点がある。映画『キングダム』に主題歌を提供しているのだ…
『インディ・ジョーンズ』の世界へ誘う巨匠 ジョン・ウィリアムズの音楽 映画史に残る名曲誕生秘話、最新作での“変化”も
『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作にして最終作、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023年)が、6月30日より公…
『インディ・ジョーンズ』はいびつな映画? 残酷描写に表れたスピルバーグの思想
6月30日より、『インディ・ジョーンズ』シリーズの最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が公開される。 それにあ…
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、ゲームBGMが壮大な映画音楽に 秀逸な既存ポップスのセレクトも
アメリカの議会図書館では、「文化的・歴史的・芸術的に重要」と思われる録音を毎年25作品選び、永久保存楽曲として収蔵している。20…
ショーン・メンデスの歌声が映画に与える奥深さ 『シング・フォー・ミー、ライル』観客を夢中にさせる音楽のパワー
筆者はよく思うのだが、最近の映画はとにかく説明が多すぎる。ややこしい設定を観客に理解させるためのトリセツが、どんどん長尺になって…
『RRR』劇中曲、映画音楽術として優れた2つのポイント アカデミー歌曲賞受賞を機に考える
「Carpentersを聴いて育った私が、今こうしてオスカー像を手にしています」 そう語ったのは、映画『RRR』の作曲を手が…
『バビロン』暴力的な物語を加速させる“コントロールされた不協和音” 『ラ・ラ・ランド』との共通点も見える映画音楽を解説
映画『バビロン』のサウンドトラックが凄まじい。全48曲(日本盤ボーナストラック除く)、トータルタイム1時間37分。アイデアとバラ…
『グレムリン』が誕生するまで スピルバーグ、ジョー・ダンテらの来歴を辿る
12月16日の『金曜ロードショー』(日本テレビ系)で、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めた『グレムリン』が放送される。…
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』リアーナが紡いだ“新しいテーマ”を考察
11月11日より公開中の『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(2022年)。前作『ブラックパンサー』(2018年)は、作…
『NOPE/ノープ』ジョーダン・ピールはポスト・スティーヴン・スピルバーグと呼べるか?
いま映画における言論空間で求められているのは、いわゆる映画批評……「これまでの歴史と照らしわせて、その作品がどういう位置づけにあ…