中屋敷均『わからない世界と向き合うために』2025年中学入試「国語」出題数1位に

中屋敷均『わからない世界と向き合うために』(筑摩書房/2024年2月刊)が2025年の中学入試の国語で最も出題された作品だったことが発表された(日能研調べ)。
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『わからない世界と向き合うために』は2025年、甲陽学院中学校や東大寺学園中学校、市川中学校、四天王寺中学校など、全国約52校の中学校入試で出題されている。
本作は生物学者である中屋敷均が、若い世代に向けてメッセージを綴ったエッセイ。中屋敷は、この世界というものは、どれほど科学が発達してもすべてを解き明かすことはできない「わからない世界」なのだと言う。
そんな「わからない世界」の中でどう生きるべきか。時にはリスクを負うこと、自分に非科学的な魔法をかけてみることといったテーマを通して、中屋敷が考えていく内容となっている。
■書誌情報
『わからない世界と向き合うために』
著者:中屋敷均
価格:990円(税込)
発売日:2024年2月6日
出版社:筑摩書房






















