『愛の不時着』『梨泰院クラス』……韓国ドラマの面白さを作家ならではの視点で綴る『韓国ドラマ沼にハマってみたら』

『韓国ドラマ沼にハマってみたら』

 書籍『韓国ドラマ沼にハマってみたら』が5月7日に筑摩書房より発売される。 

 本書はコロナ禍を機に韓国ドラマにハマった作家が、韓国ドラマの面白さ、新しさ、俳優の魅力、脚本、なぜ世界で売れるのかなど、ドラマを通して見えてくる韓国の恋愛、友情、家族、食、教育、仕事、社会、歴史などについてつれづれなるままに綴った書籍。

 韓国でドラマ化された『紙の月』についての回を書き下ろし単行本化。ライター的な紹介とも研究者の研究とも異なる、作家独自の視点が光る韓国ドラマ沼への入門書的1冊だ。

■著者プロフィール
角田 光代(かくた・みつよ)
1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。90年「幸福な遊戯」でデビュー。96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、12年『かなたの子』で泉鏡花文学賞また『紙の月』で柴田錬三郎賞を、14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞、21年『源氏物語』の完全新訳で読売文学賞を受賞。その他の著書に『月と雷』『坂の途中の家』『銀の夜』『タラント』、エッセイ集『世界は終わりそうにない』『わたしの容れもの』『月夜の散歩』などがある。

■書誌情報
『韓国ドラマ沼にハマってみたら』
四六並製/176 頁/定価 1760 円(税込)
発売予定日=5月9日
装画&本文イラスト=かつしかけいた
装丁=アルビレオ

本文イラスト=かつしかけいた

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