東海道新幹線とディズニーコラボの特別塗装 “Wonderful Dreams Shinkansen”実現の背景を広報に聞く

■東海道新幹線がファンタジックな仕様に

2月21日から運行が始まった東海道新幹線の特別塗装“Wonderful Dreams Shinkansen”は、車体にはディズニー映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のキャラクターが描かれ、東京ディズニーシー®の新エリア「ファンタジースプリングス」の世界観を表現している。
今回の新幹線だが、ディズニーファンのみならず、鉄道ファンの間でも大きな話題を呼んだ。見た目にも美しいだけでなく、東海道新幹線の特別塗装車両は史上初で、これまでありそうでなかったためである。9月中旬まで運行が続くという“Wonderful Dreams Shinkansen”はいかにして生まれたのか。東海道新幹線を運行するJR東海の広報担当者に話を聞いた。
――今回の特別塗装の新幹線の企画が立ち上がった背景を教えてください。
広報:多くのお客さまに新幹線をご利用になって、東京方面へのご旅行を楽しんでいただきたいという当社の想いと、東京ディズニーシー®に新たにオープンした「ファンタジースプリングス」へ多くのお客様に訪れていただきたいという、株式会社オリエンタルランドの想いが一致したことから実施に至りました。
――車両のデザインや、車内などのこだわりポイントを教えてください。
広報:特別塗装の面では、初めて青色の帯や新幹線の形式ロゴ(N700A)を省き、車体にキャラクターなどがデザインされたシールを貼る特別塗装により、ファンタジースプリングスを構成するディズニー映画『塔の上のラプンツェル』、『アナと雪の女王』、『ピーター・パン』の象徴的な世界観をそれぞれ表現し、魔法の泉が導くディズニーファンタジーの世界をテーマとしています。




















