鉄道漫画の代表格『鉄子の旅』横見浩彦死去、“鉄道趣味”に与えた大きな影響
■横見氏を追悼するコメントが著名人からも続々

鉄道漫画ブームの先駆けとなった『鉄子の旅』(小学館/刊)で旅の案内人を務めた、トラベルライターの横見浩彦氏が1月19日、急性心不全のため63歳で亡くなった。小学館の「サンデーGX」編集部の公式Xが発表した。
横見氏は、国内にある鉄道の“すべての駅”で乗下車をした筋金入りの鉄道ファンとして有名だった。トラベルライターとしても活躍し、『JR全線全駅下車の旅 究極の鉄道人生日本縦断駅めぐり』(ベストセラーズ/刊)などの著書が多数ある。
なかでも、『鉄子の旅』は、鉄道にまったく興味がない漫画家の菊池直恵が、トラベルライターの横見浩彦に日本中連れ回される…という漫画。漫画家を変更しながら3シリーズ続く人気作となり、横見は全シリーズで旅の案内人役を務めた。
さて、『鉄子の旅』の作中には数多くの著名人もゲストとして出演した。そういった方々が追悼のコメントをXに次々と投稿しているこのことからも、横見氏が愛されていたことがよくわかるであろう。





















