『SPY×FAMILY』最強のスパイ・黄昏は何者にでも化けられる? 凄すぎた“変装”エピソード3選

『SPY×FAMILY』デズモンド家の家庭事情を考察

大臣に変装し、公用車で華麗なるカーチェイス&ドリフト走行を披露!

 MISSION成功のため、これまで様々な変装をおこなってきた黄昏。中でも、変装姿でスパイらしいカーチェイスを繰り広げたエピソードが、コミック4巻MISSION18からのブランツ外相暗殺計画を阻止するMISSIONだ。

 これは、処分対象の軍用犬に爆弾を積み外相を襲撃するという学生によるテロ計画を黄昏が阻止するエピソード。黄昏は、テロ首謀者の捜査にあたって、テロリスト達が命を狙っていたブランツ外相に変装するという大胆な作戦を試みる。さらっと国家の要人に変装して自然に振る舞ってしまえるのもすごいが、さらに「私1人で運転していくから」と運転手を帰らせて、公用車を乗り回し始めるのも、『SPY×FAMILY』ならではの展開だろう(ちなみに、コミックスによれば、この時着ていた大臣の服は大臣に直談判し、急遽もぎ取った模様)。その後、黄昏は爆弾テロの首謀者と公用車でカーチェイスを繰り広げ、街中の車道でドリフト走行をするなど、かなりやりたい放題行っている。「もしや黄昏、この状況を楽しんでいるのでは?」とこちらが勘ぐりたくなってしまうレベルだ。

 一般論で考えると、一国の大臣が公用車を自分で運転しているのも、街中でのカーチェイスが行われるのも不自然な上に目立ちすぎる。以降のスパイ業務に支障が出ないのだろうか?とも感じるが、ここまでド派手にやっても、その正体に足がつかないのはまさに「黄昏」の手腕なのかもしれない。西国の工作員達の過去エピソードが徐々に明らかになり、東西の対立激化が高まってきた本作。今後のエピソードで、「百の顔を持つ男」のどんな変装が繰り広げられるのかも楽しみだ。

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