あばれる君が見つけた、家族との幸せのかたち「子どもの成長をずっと見届けたい、その思いで僕は変われた」

あばれる君が見つけた、家族との幸せのかたち

子どもが生まれてちゃんとした大人になった

子どもの話をするあばれる君は終始にこやか
子どもの話をするあばれる君は終始にこやかで愛情が伝わる

――普段はお仕事も含めて多忙な毎日だと思います。家族と過ごす時間と仕事との両立で悩むことはありますか?

あばれる君:いや、それが今のところ上手くいってるんですよね。朝5時に起きて、6時に朝の野球の練習に連れていって、7時半に練習が終わって朝ご飯を食べさせて、学校に送り出して自分も仕事に行くっていうルーティーンができています。このスケジュールは一般的な社会人の方の時間帯とも重なるので、すごく心地いいです。今日も朝は野球の練習に行ってから、この取材に来ました。

――毎朝5時起きですか! 睡眠時間が足りなくなりませんか?

あばれる君:22時半とか23時には寝ているので、そこは大丈夫です。昔は不規則な生活だったんですけど、子どもに合わせていくうちに身体が慣れてきて、もう5時にはパッと目が覚めるようになってます。朝早く起きて身体を動かすと健康的だし、勉強したことも頭によく入るので、子どもにとっても自分にとっても、良いリズムだなと思っています。

 僕、子どもが生まれて、ようやく大人になったと思うんですよ。早寝早起きになったし、普段のご飯もちゃんと栄養バランスを考えて食べるようになったし、夜中の暴飲暴食もしなくなった。子どもが大人になるのを見届けるためには、自分が長く健康で生きていないといけないですからね。あとは学校行事とかパパの集まりにも参加して、今まで知らなかったことがわかるようになったり、苦手だった書類の記入も丁寧に書いたりして。ゆかちゃんからも「人が変わったみたいだね」って言われます。

――生活スタイルはもちろん、周りの人との関わり方も自然と変わっていったんですね。

あばれる君:そうですね。あと最近はパパ友の輪にうまく溶け込むことを意識してます。派手な柄物は着ないで、みんなに合わせて野球のユニフォームを着ていくとか、そういう感じなんですけどね。最初はわりと派手な帽子とか被って目立ってたんですけど、やっぱり周りに合わせていくことも大事なことかなと。僕のお父さんはパパ友の輪に入れなかったタイプなので、そういうときに顔が強張っているのを見て、子どもながらに「あぁ緊張してるんだな」と思ったこともありました。今は当時のことが考えられないくらい優しい顔になってますけどね。

あばれる君 家族の存在が仕事にも影響を与えたと語る
家族の存在が仕事にも影響を与えたと語る

――お笑いの仕事には、何か変化はありましたか?

あばれる君:一つひとつの仕事に感謝して、さらに全力で取り組むようになりました。やっぱり仕事をいただけているから、日々こうして生活ができているわけですから。仕事に感謝して、毎日を大切に過ごせば、家庭も整っていくんじゃないかなと思っています。

――家族を思われていることが前提としてあるからですね。仕事中もご家族のことがよぎったりしますか?

あばれる君:家族のことは仕事中も頭に浮かびますね。よく映画でパイロットが家族の写真を上着にしまって飛び立つシーンがあるじゃないですか。あの人の気持ちがわかるようになりました。僕も無人島から脱出するとき息子の写真見ましたもん(笑)。

――家族がいる幸せを改めて言葉にするとどんなことだと思いますか?

あばれる君:やっぱり家族がいると家に帰ったとき嬉しいんですよ。たとえばペットを飼っている方なら、玄関を開けてワンちゃんが駆け寄ってきたら可愛いじゃないですか。僕の場合はそれが子どもなわけですよ。タタタタタって駆けてくる小さい音とか、柔らかい太ももの感じとか、寝顔とか寝息とか。あらゆる場面で発見がありますし、すべてが可愛い。もちろん育児には苦労もありますけどね。最初は怒らないように心掛けてたんですけど、やっぱり難しいし、締めるときは締めた方がいいと思うこともあります。それでも僕は今、人生が充実していて楽し過ぎて、一日がすごく短く感じています。

――この先、家族にしてあげたいと思っていることはありますか?

あばれる君:いっぱいあります。ゆかちゃんが将来オーストラリアに住みたいって言ってるんです。行ったことは一度もないらしいんですけど、なぜか憧れてるみたいで(笑)。だからついこの間、僕がオーストラリアに行って確かめてきたんです。めっちゃ楽しくて、僕も住みたいと思いました。いつになるかわからないけれど、その夢を叶えてあげたいですね。息子に関しては、できる限り一緒にいたいなと思います。これが今の僕の目標です。

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