無能な扱いもうやめて! 本当は有能「ちいかわ」の大活躍シーンを集めてみた

本当は有能な「ちいかわ」

 2020年よりXで連載を開始し、瞬く間に単行本発売、アニメ化までされたイラストレーター・ナガノによる大人気漫画『ちいかわ』。現在では『めざましテレビ』内でアニメ放送もされていて、幅広い世代に愛されている。しかし作品タイトルにもなっている主人公のちいかわは、ちょっぴり泣き虫で優しい性格のせいか、過激なファンから無能扱いされることもあるよう。そこで今回はちいかわの汚名を晴らすべく、意外と多いちいかわの活躍シーンについて紹介していこう。

友達のピンチには体を張って助けに行くちいかわ

 まずはちいかわの友達・ハチワレが討伐中に穴に落ちてしまった時のエピソードから。自力では穴を登れず、雨まで降ってきて途方に暮れて涙するハチワレ。そんなハチワレ絶体絶命のピンチに駆けつけたのは、珍しく凛々しい表情のちいかわだった。

 ツタを繋げてハチワレを救出した上、ハチワレの大切にしていたさすまたを取り出すために自ら穴に飛び込むという勇気ある行動も…… その後はさすまたを口に咥えてツタを登るという荒技まで披露して、友達のためなら危険をも顧みない勇敢な姿を見せてくれた。

 また『ふしぎな杖』の回で、ピンチに陥ったうさぎとハチワレを救ったのもちいかわだった。うさぎがリサイクルショップで買ってきたのは、なんでも出てくるふしぎな杖。みんなで試して遊んでいると、次第に使っていたうさぎとハチワレの見た目が怪物のように変化。ついには巨大化する事態になってしまう。

 恐怖で腰を抜かすちいかわだったが、2人を助けたい一心で杖をへし折り2人を元の姿に戻すことに成功。途中、自我を失った2人に襲われそうになりながらも、逃げずに2人を救ったちいかわの行動は誰がどう見ても有能な働きぶりであった。

 さらにちいかわ随一のトラウマ回として知られる『拾魔編』でも、ちいかわは大活躍を見せてくれた。舞台は行方不明のうさぎを探して迷い込んだ古い旅館。うさぎと再会を果たすも、奇妙な蛇の目から放たれるビームによりうさぎとハチワレが石にされてしまう。2人を元の姿に戻すため蛇を追いかけたちいかわは、かわいい見かけからは想像できない素早いステップで蛇のビームを見事に回避。最後は鏡を使ってビームを跳ね返すという機転の効いた攻撃で、たった1人で蛇を倒してしまったのだ。

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