「ぬ~べ~」30周年で漫画家・岡野剛がファンの質問に回答  高橋律子先生のモデルになったのは、超有名歌手だった!

「ぬ~べ~」岡野剛が質問に神回答

『地獄先生ぬ~べ~(以下、ぬ~べ~)』の作画を担当した漫画家の岡野剛が、『ぬ~べ~』30周年を機にX(旧Twitter)でファンの質問に回答し、話題を呼んでいる。『ぬ~べ~』といえば、鬼の手をもつ学校教師の鵺野鳴介(ぬ~べ~)が、子どもたちを守るために悪霊と戦う少年漫画。1993年に連載が開始され、90年代の「週刊少年ジャンプ」を代表するヒット作であり、アニメ化もされた。

  Xで、ハッシュタグをつけて「#ぬーべー30周年大感謝祭」と書いてポストすると、岡野がファンの疑問に回答。さらにイラストならリツイートしてもらえることも。『ぬ~べ~』はかつてのジャンプ読者だった現在の30~40代にとってはドンピシャな作品とあって、大盛り上がりになっている。

  さて、『ぬ~べ~』は様々な観点から魅力の多い漫画だ。妖怪や霊の怖さにトラウマになった人も多いと思うが、その一方で、稲葉郷子、細川美樹、ゆきめ、葉月いずな、眠鬼……などんぼかわいらしいキャラが多数登場するため、そのお色気シーンに興奮した男子たちは多いだろう。ぬ~べ~が最初に惚れていた高橋律子先生も、しょっちゅう霊のトラブルに巻き込まれ、ぬ~べ~に振り回されている人気キャラの一人だ。

  そんな律子先生について、ファンの一人が、「律子先生が好きなのですが意外と上がっていませんでした。芯の強い女性って感じで好きだったんですが、モデルになった方とかいらっしゃったのでしょうか?」と岡野に質問。これを受けて岡野がXを更新し、誕生秘話をこう語っている。

 「実は真倉先生の初期イメージでは歌手の今井美樹さんだったそうで、名前も今井先生でした。でもそれだと美樹とかぶっちゃうので新しい名前考えなきゃなーと思ってたら、アシさんの1人が『私の名前を使え!でなければ帰る!』と無茶を言い出して…結果、高橋律子先生になりました」

 なんと、モデルはあの今井美樹さんだったのだ。そして、もっと驚きなのが、律子先生の名前のもとになったのは、当時のアシスタントの方だったという。「ジャンプ」といえば、鳥山明の漫画『Dr.スランプ』のDr.マシリトのように、編集者をモデルにする例が定番だが、まさかアシスタントの名前を使用するとは驚きである。

  ちなみに、その現場にいたと証言するのは、漫画家の浅見裕子だ。浅見はのちに「ジャンプ」で『WILD HALF』をヒットさせる漫画家だが、当時は岡野のアシスタントを務めていた。浅見はそれを見て、「ギャグで言っているのかな?」思ったそうだが、本気だと気づいた時は衝撃を受けたようだ。ちなみに、初期の『ぬ~べ~』には、明らかに浅見が描いたとわかるモブキャラがたくさん登場するので、単行本で探してみても面白いかもしれない。

「#ぬーべー30周年大感謝祭」をきっかけに、子どもの頃に『ぬ~べ~』を読んで疑問に思っていた謎がとけて、スッキリしたファンも多いようだ。それにしても、憧れの漫画家と気軽に交流でき、さらに返事までもらえるとは。これぞXの醍醐味といえるのではないだろうか。

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