厚切りジェイソン、井上咲楽にお金のアドバイス「稼ぐのも大事だけど、効率よく使うのがもっと大事」
続いて話題はお年玉へ。幼少期は「井上銀行」に預けていたが、中学生から自分でもらえるようになったと語る井上。「その口座の残高はどうなったんですか」と鋭いツッコミには「どこかにいってしまいましたね(笑)」と苦笑い。それに対して娘3人のための「厚切り銀行」は、お小遣いを預けると残高に10%の利子が付くというジェイソン。「『井上銀行』より事業計画がしっかりしていると思います」と家族への“手厚さ”をアピールして場を和ませた。
また「誰からのお金か?」という観点では両者の意見が合わない場面も。「同じ1万円でも、おばあちゃんからのお年玉だったら別物。特別なお金は高熱費ではなくて、見る度に思い出せるものに使いたい」という井上に、ジェイソンは「素晴らしい考え方」としながらも「僕は光熱費に当てます(笑)」とブレない。
そんな微笑ましい対立もありながら、ふたりは最終的に「他人と比較するのをやめる」という点では意見が重なる。「SNS映えがしなくても、ほしいかどうか自分軸で考える」(井上)、「SNSは危険。アップされているものは人が見せたい理想にすぎない。それを自分の内面と比べると不幸に感じてしまう」(ジェイソン)と互いに同じ考えを披露。
終わりに井上は「刺激になりました。お金を節約に目を向けていましたが、増やそうと思えば使わない苦しみよりも、使おうと考えられるのかも」と総括。ジェイソンは「今、無駄遣いしたお金を投資しておけば、100年後の曾孫たちの留学費になっていたかもしれないという考えもあります」と付け加えて、イベントは幕を閉じた。
■書籍情報
『ジェイソン流お金の増やし方』
厚切りジェイソン
発売:2021年11月12日
価格:¥1,430
出版社:ぴあ