女子バレーボール日本代表キャプテン・石川真佑、トルコリーグ初挑戦に意気込み「どれだけ技術を出して通用するか」


女子バレーボール日本代表キャプテン・石川真佑が7月30日、都内で初のフォトブック『石川真佑1st.フォトブック わたし。』(徳間書店)発売イベントを開催。それに先駆けて行われた囲み取材では、緊張した様子を見せつつも制作背景やトルコ移籍への思いなど、幅広い質問に答えた。
本書は、26歳を迎えた石川が初めて等身大の自分を綴った一冊。バレーボールとの出合いからイタリアでの生活、そして18歳で代表デビューを果たして以来、日本のエースへと成長してきた歩みが等身大のエッセイと写真で収められている。
制作の経緯について石川は「バレーボールの姿だけではなく、ファンの皆さんに私の違う一面を伝えられたら」という思いから今回の企画を決めたと明かした。飾らないタイトルそのものが、石川らしさの表れだという。

エッセイ部分では、これまで触れることが少なかった家族についての章が印象に残っているという。さらに中学時代から親元を離れたことが自身の原点になったとも振り返り、「『バレーボールで強くなりたい、上手くなりたい』という気持ちが常にあったことがよかった」と過去を振り返った。
他の代表メンバーの反応については「まだ読んでもらえてないですが、出版されると聞いて『買います』と言ってくれた選手はたくさんいます」と笑顔を見せた。タイトルにも掲げた"石川真佑らしさ"については「言葉で伝えるのは正直難しい。この本を読んでもらえたら伝わるんじゃないかな」と、読者に委ねる姿勢を見せた。
この日、石川は普段は着ないというピンクのジャケット姿で登場。著書ではファッションにも触れており、その視点で注目されることはまんざらでもない様子で「普段はシンプルな服が多いので、色が入ったアイテムにも挑戦したい」と話す。
そして記者たちが最も関心を寄せる話題のひとつが、来季からのトルコリーグ初挑戦だ。石川は改めて「変化、挑戦していくためにも環境を変えることが大事だと思いました」と移籍理由を説明。トルコリーグの特色については「技術よりもパワーがあるイメージ」と自身の見立てを述べ、「そこで自分がどれだけ技術を出して通用するかチャレンジしたい」と意気込んだ。
高校から実業団、イタリア、そしてのトルコと、常に自ら環境を変えながらキャリアを重ねてきた石川。海外へ挑戦することについて聞かれると、「もちろん上手くいく、いかないという不安はある」と本音をのぞかせつつ「辛いこともあるけど、バレーボールが好きだから続けてこれた」と自身の原動力を明かす。
会見の最後には、地上波中継が決定しているアジア選手権への意気込みも。「オリンピックの切符をつかむことがもちろんそうですし、たくさんの方に見ていただけると思うので、最後しっかり勝つ姿っていうのをお届けできたら」と力を込めた。
コート上のキャプテンとしての顔だけでなく、慣れない撮影に戸惑いながらも新しい自分を切り拓こうとする姿勢が滲んだ今回の囲み取材。フォトブック『私。』は、素顔の石川真佑を知ることができる一冊といえそうだ。

■書誌情報
『石川真佑1st.フォトブック わたし。』
著者:石川真佑
価格:2,420円
発売日:2026年7月31日
出版社:徳間書店























