【漫画】ピュアな悪魔が召喚された先は……? 美味しそうな料理が並ぶ日常コメディ『悪魔と魔女と祓魔師』

ピュアな悪魔と、悪魔を召喚するシスター? そんな矛盾をスパイスにした漫画『悪魔と魔女と祓魔師』の第1話がXに投稿されている。
ダークな要素と、ほっこりした日常が同居する世界観は、二面性を持つキャラクターに強く惹かれるという作者・栗原さくらさん(@aru9a3)の嗜好から生まれたという。その背景について詳しく聞いた。(小池直也)
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――制作のきっかけを教えてください。
栗原さくら(以下、栗原):映画が好きで、特に着想段階では悪魔退治ものにハマってよく観ていました。そのなかでも「死霊館」シリーズは特に好きで、『死霊館のシスター』は制作のきっかけになった作品のひとつです。
自分自身も、人ならざるものの日常生活を垣間見ることができる作品に対して魅力を感じていて。薄ら怖さのある要素がありつつも、日常のほんわかした空気を感じられる作品を作りたいと思い、制作を始めました。
――「ピュアな悪魔」や「シスターが悪魔を召喚する」という矛盾が物語のスパイスになっていると感じました。
栗原:私が好きになるキャラクターたちは何かしら二面性を持っていて、特に大きなギャップがあると強く惹かれます。そこで私も、そういったところを参考にキャラクターづくりをするように心がけています。
――物語を考える際に意識したことや狙いなどはありましたか。
栗原:第1話の段階では、日常感の強い、柔らかい物語にしようと考えていました。ただ制作を進めるにつれて、ホラーやサスペンス、ミステリーといったダークな要素を加えた方がキャラたちのコミカルさが引き立つだろうと思い、第2話から少し方向性を変えてみたという経緯があります。
――気に入っている場面を教えてください。
栗原:ごはんのコマですね。ごはんが好きなので、ひとつの話に必ず何かしらの食べ物が出てくるようにしているんです。特に第2話のサンドイッチは、表紙も本文もとても美味しそうに描けたので気に入っています。
食べ物を描くときは、小さかったり少なかったりすると悲しいので、キャラクターたちがたくさん食べられるように大盛に描くよう心掛けています。
――制作で大変だったエピソードなどもあればお願いします。
栗原:恐ろしいシーンの描写はいつも大変です。これまで可愛らしいコミカルなキャラクターを描くことが多かったので、ダークなシーンの制作は技術的にまだ未熟で、いつも手探りで頑張っています。特に2話と3話の悪魔の描写はかなり苦戦しました。
――作画で意識されていることは何でしょう?
栗原:実は、どうしても私の頭だけでは面白味のない画面になってしまいがちで、それが悩みでもあります。だから普段から色々な漫画やアニメを見て、魅力的だと感じた表情やポージング、構図などを参考にしていますね。これからも、たくさんの作品に触れることを心がけたいです。
――もし栗原さんがロロを召喚したら、何をしてもらいますか?
栗原:もちろん 食事から掃除、洗濯と全部やってもらいたいです(笑)。家事は自分でやりたくないですね……。住み込みで身の回りのことを全部お願いしたいです。あとは事務作業も……。ロロは辛党ですが、私も辛い食べものが好きなので、彼女の料理の腕には期待しています。
――今後『悪魔と魔女と祓魔師』はどう描いていくか教えてください。
栗原:3人の主要キャラクターたち全員の過去と未来を考えていて、それぞれの考えなども細かく設定を決めてあります。彼女たちの成長を丁寧に描写する力、ドキドキハラハラな展開を作り上げる力、他にも色々な技術をもっともっと高めていきたいと思っています。
より読者のみなさんに楽しんで頂けるよう、これからも頑張っていきたいです。





















