家庭円満の秘訣は“ベロシップ” 平野レミによる6年ぶりのレシピ本が刊行

平野レミによる6年ぶりのレシピ本が刊行

楽しさあふれる料理で人気の平野レミ。「簡単でおいしくて、お財布にも優しいといい」――そんな気持ちに寄り添うレシピを提案してくれる。それは平野も同じ想いで料理を作り続けてきたからだ。

 いつも平野が家族に作っている料理の中から、おいしいのはもちろん、より手軽で楽しい気分になれるレシピを厳選して紹介した『平野レミのオールスターレシピ 家族の絆はごはんで深まる』(主婦の友社)が、8月29日(月)に刊行。

 働く母親だった平野は、夫と息子2人の食事を何よりも大切にしていた。しっかり手をかけて作れないときも、できることをする。

 「おいしいごはんを作れば、家族が集まる。そうすればみんな笑顔になって、幸せも増えるでしょ。私は“ベロシップ”を大切にしてきました。いずれ離れ離れで暮らしても舌(ベロ)がつながっていたら、ちゃんと帰ってきてくれるからね」

 平野の気持ちを受けて、子どもたちは立派に成長して各界で活躍。上野樹里、和田明日香といった素敵な嫁たちも加わって、和田家はますますにぎやかになっているという。

 和田家の真ん中にいつもあるのが平野のごはん。一緒に食べることで絆を深めてきたのだ。そんな平野がいつも作っている料理の中から、手軽でおいしいレシピを厳選して紹介。

 特に注目したいのは、旅行が大好きな平野が世界中を旅して現地で見つけた料理たち。自宅でも作れるよう試行錯誤したそうで、飛行機に乗らなくても海外気分を味わえる。

 また、魚や野菜を食べられる工夫、あると便利なお助けタレ、手間0分のレシピなど、平野流の楽しいアイデアがいっぱい。出汁をとった削り節を使った絶品ふりかけ、大根の皮を使った漬けものなど、捨てるはずのものがおいしい料理に変身するミラクルはさすがだ。

 これらの料理を彩るのは、和田家の食器。すべての料理を平野の自宅で、つまり私物の皿で撮影。和田誠デザインの皿も使用しており、皿だけを並べたギャラリーページも必見。

 さらに平野がいつも明るく元気に暮らしている秘訣に迫るとともに、和田誠とのエピソードも紹介。平野の自宅に招かれて、話を聞きながら料理を楽しんでいる――そんな気持ちになる一冊だ。

 著者プロフィール


平野レミ
料理愛好家・シャンソン歌手。主婦として家庭料理を作り続けた経験を生かし、「料理愛好家」として活躍。"シェフ料理"ではなく、"シュフ料理"をモットーに、テレビ、雑誌などを通じて数々のアイデア料理を発信。また、元気印の講演会、エッセイを通じて、明るく元気なライフスタイルを提案するほか、特産物を使った料理で全国の町おこしなどにも参加し、好評を得る。レミパンやジップロン(オリジナルのエプロン)などのキッチングッズの開発も行っている。『新版 平野レミの作って幸せ・食べて幸せ』『野菜の恩返し』(ともに主婦の友社)、『家族の味』『おいしい子育て』(ともにポプラ社)、『旅の絵日記』(中公文庫)など著書は50冊以上。

目次

1章「世界の料理 わたし流」
2章「レミ流ひらめきクッキング」
3章「野菜を肉の3倍食べる工夫」
4章「レミ流アイデアいっぱいのごはん、めん」
5章「家族に愛され続けている料理」
6章「わたしのいろいろ」

書誌情報

『平野レミのオールスターレシピ 家族の絆はごはんで深まる』
著者:平野レミ
発売:主婦の友社
定価:1,650円(税込)
発売日:2022年8月29日(月)

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