【漫画メシ】ONE PIECE×ウルフギャングの極上ステーキ……肉を焼くシンプルがゆえの奥深きステーキの世界

【漫画メシ】奥深きステーキの世界

 日本のみならず、世界の人々が愛する肉料理の筆頭といえば、ステーキだろう。特別な祝い事やちょっと贅沢をしたいときに食べている人も多いのではないだろうか。

「肉を焼く」という簡単そうにも思えるステーキだが、単純だけに難しく、奥が深いともいわれる料理。漫画にもさまざまなステーキが登場してきた。その一部を検証したい。

「ウルフギャング・ステーキハウス」とコラボしたステーキ 「ONE PIECE」

 日本では六本木や丸の内、大阪・福岡などに店舗を構えるニューヨーク発祥のステーキハウス、ウルフギャング・ステーキハウス。

 『ONE PIECE』が1000回に到達したことを記念し、ウルフギャング・ステーキハウスとコラボし漫画化された。ルフィがウルフギャング・ステーキハウスに電話をかけ、「俺はルフィ。ステーキをいっぱいくれ」と叫んだのだ。

 ルフィはほっぺを膨らませながら最上級のステーキを食べ、満足そうな表情を浮かべている。世界の美食家たちを唸らせてきたそのステーキは、紙面からも旨さが伝わってくるほどだ。

シャリピアンステーキ丼 「食戟のソーマ」

 『食戟のソーマ』で、幸平創真が作った丼である。「シャリアピンステーキ」とは、昭和11年に来日したフョードル・シャリアピンが「歯が痛いため柔らかいステーキが食べたい」という求めに応じて作られたステーキだ。

 幸平は牛肉に格子状の切込みを入れ、みじん切りの玉ねぎをつけこんで塩と胡椒をかけ、バターを溶かして焼き、シャリアピンステーキを作り上げる。その肉をご飯にかけるというアレンジを見せた。肉の柔らかさとご飯は、かなり相性が良い様子だった。

 このシャリアピンステーキ丼は複数のYouTubeチャンネルが再現に挑戦している。その味の評価は総じて高い。

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