一見上手な獣人系キャラクターのイラストがプロの添削で劇的変化 ポイントは「絵の動き」にあり

 詳しくは動画をチェックしていただきたいところだが、今回のイラストをさらにカッコよく見せるには、「絵に動きをつけること」がポイントだと、ペガサスハイド氏は指摘する。添削後のイラストを見てみると、キャラクターの絵柄自体は大きく変わっていないが、左腕のポジションを上げ、コートの裾とベルトに繋がった鎖に動きがつけられたことで、メリハリと躍動感が生まれ、確かに魅力的に変化している。

 また、ペンタッチやトーン選びにもこだわることで、「クールなキャラクターでも元気でエネルギッシュに見えるように描ければ、さらに印象が良くなる」と、上級者向けのアドバイスも送られた。

 直立不動のキャラクターと、走っていたり、構えていたりするキャラクターのどちらが魅力的に見えるか……と考えれば、確かに一枚絵でも「動きをつけること」が重要だということがわかる。プロの手で実演されることで、確かな説得力とともに気づきを与えられるのが、こうした「添削動画」の魅力だろう。漫画家を目指すクリエイターも、プロの技術や思考が知りたい漫画好きも、チャンネルをチェックしてみよう。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる