ドカベン里中智、MAJOR茂野吾郎、巨人の星 星飛雄馬……野球漫画、最強投手は誰だ?
『巨人の星』星飛雄馬
野球漫画の元祖とも言うべき『巨人の星』の主人公、星飛雄馬だ。高校時代はお坊ちゃまが通う青雲高校に入学し、生涯の友となる捕手・伴宙太とともに、甲子園に出場した。甲子園では父親の星一徹から受けた英才教育の影響で身につけた快速球と抜群のコントロールで活躍し、県予選から甲子園準決勝の熊本農林高校戦まで無失点を続けた。大会後飛雄馬は不祥事に巻き込まれ退学し、読売ジャイアンツに入団することになる。
ジャイアンツでは魔球大リーグボールを開発。波乱万丈の野球人生だったものの、投手としてマウンドに立ちライバルである左門と花形満に対峙する姿は、多くの野球少年に影響を与えた。
『タッチ』上杉和也
恋愛物語と野球のコラボで高い人気を誇った『タッチ』。そのなかで天才と称され、不慮の事故で死亡したのが、上杉和也だった。和也は兄の達也、そして幼馴染の浅倉南とともに、明青学園高校に進学。そこで和也は野球部に入り南はマネージャーに。南の「甲子園に連れって」という言葉、そして兄の達也を思う気持ちを変えるため、野球に打ち込む。
その成績は凄まじく、東東京大会では準決勝までほぼ一人で投げ抜き、全勝。防御率は0.17という成績だった。結局決勝戦に向かう途中に事故に遭い、亡くなってしまった。その後、達也が弟の思いを受け継ぎ、野球を始めることになる。
天才的野球選手と、努力を怠らない姿勢。仮に生きていれば、甲子園で優勝していたかもしれない。
最強投手は…
ピックアップした人物以外にも、最強レベルの投手は多く存在する。作品により対戦相手のレベルや競合選手も変わり、データで比較するのは難しい。読者の思い入れと活躍の印象に左右されそうだが、果たして皆さんにとって“最強投手”は、いったいどのキャラクターだろうか。